水生植物は、水辺や湿原に生える湿地性植物の総称です。
葉や茎を水面に出す抽水植物や水に葉や花を浮かべる浮葉植物、
水底の土に根を張らず水に浮いている浮遊植物、
そして植物全体が水に沈む沈水植物などがあります。
ハスやスイレンは育て方が難しかったのですが、
いまでは、育て方のやさしい品種や、
狭い場所で育てられる栽培セットが出ています。
夏には、水鉢に浮き草などを浮かべるだけでも、
涼しげで風情があります。
メダカや金魚を入れると見ていて楽しく、
ボウフラの発生も抑えることができるのでお勧めです。
現在、人気の水生植物は、ウォタークローバー、
シラサギカヤツリ、ハス、ヒメオモダカ、ウォーターマッシュルーム、
スイレン、ヨーロピアン フロッグビット、ヤエオモダカ、ガガブタ、
ミニパピルス、ヒツジグサ、天竺斑蓮などなどです。
水生植物の育て方は、浮草はそのまま浮かべて、
あるいは鉢ごと水に浸して水切れをしないようにするのがポイントです。
小さい鉢の場合は水の温度が上がりすぎないように、
水を定期的にとりかえましょう。
藻が発生したら取り除き、風通しのよい場所におきます。
水生植物の肥料は、水生植物用の肥料か超発酵油かすを施します。
屋外での冬越しは、水が氷らないよう南側の暖かい場所に置き、
温度は10℃以上が理想的です。
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