生長のサイクルが1年で終わる植物を一年草と言うのに対し、2年で終わる植物を二年草という。植物がある程度生長してから冬の低温を受け、その後開花する。カンパニュラ、タチアオイなどがある。
■根腐れ(ねぐされ)
水はけが悪かったり、根詰まりしすぎることが原因で栽培している植物の根が傷むこと、衰弱すること。また水遣りや肥料の与えすぎで根腐れし枯れる場合もある。
■根詰まり(ねづまり)
同じ鉢、コンテナで、長期間に植物を栽培したときに、根が生長しすぎて固まりになり、通気性、水はけ、養分の吸収力が衰えてきた状態のこと。植え替えをする必要がある。
■根鉢(ねばち)
植物を移植するときに堀り上げられる根と土の塊。ポット苗から植え付けるときは、根鉢の下方をくずしてから植え付ける。根が弱い植物や直根性種は、行わない。
■根巻き(ねまき)
樹木を移植するときに、根を痛めないように土のついた根の部分を、土ごと形が崩れないように荒縄や布などで包むこと。作業もしやすくなる。根鉢の大きさによって、わらやむしろなどで包む。
■濃度障害(のうどしょうがい)
肥料の量が多すぎたり、濃すぎたりしたために、植物の根が傷んでしまうこと。肥料は水に溶けた状態で植物に吸収されるが、濃度が高すぎるとかえって、根を傷めてしまう。塩類濃度障害とも呼ばれる。
濃度障害にあった根を「根焼け」と呼ぶ。
葉が黄変し、成長が鈍り、重度の場合は枯れてしまうこともある。
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