
アシタバ(明日葉、Angelica keiskei)は、
セリ科シシウド属の植物で、
別名八丈草(はちじょうそう)とも呼ばれます。
今日摘んで明日には葉が出てくるくらい生長が早いことから、
アシタバ(明日葉)の名前がつきました。
東京で実際に育ててみると、それほどは早くないです
が、とてもじょうぶで活用できるハーブです。
■アシタバの育て方
アシタバは、育て方の簡単なハーブで、
一般にタネまきで育てます。
4〜6月ころ鉢、苗床、
あるいはプランター、庭などに直接まきます。
草丈が高くなりますので、株間は10cm以上あけ、
日当たりと水はけの良いところで育てます。
アシタバの収穫はやわらかい、
若葉、新芽を摘み取って使います。
摘めば次々と芽が出てきて長期間楽しめます。
■アシタバのレシピと利用方法
アシタバは栄養たっぷりの健康野菜といわれ、
テレビ、新聞などを賑わしてきました。
ビタミン類、カルシウムなどのミネラルを多く含み、
食物繊維も豊富で、特に注目されているのは、
特有の抗菌作用成分「カルコン」を含んでいることです。
カルコンは、制ガン作用、抗血栓作用、
抗血管収縮作用などがあるとされています。
アシタバの利用方法は、まず天ぷらにしてみてください。
野趣のある爽やかな味わいです。
さらにアシタバの若葉を茎ごとゆでて、
おひたしやサラダ、味噌汁の具としても最適です。
おひたしは、味噌風味も美味です。
また、軽く湯がいたアシタバを、
炒め物にしても香りと歯ざわりが良いです。
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