
アーティチョーク(Artichoke、Globe artichoke、学名Cynara scolymus)は、キク科の多年草、草丈は1.5〜2.0m 別名チョウセンアザミ。アーティチョークは、花も葉も茎もアザミにそっくりですが、大きさは何倍もあります。初夏に直径が5〜6cmになった花が咲く寸前のつぼみをゆでて食用にします。フランス料理には欠かせないハーブ野菜です。花も美しく葉もシルバーリーフですので、ガーデニングや観賞用にも人気があります。
■アーティチョークの育て方
4月中旬から5月下旬に種まきします。苗が5〜6cmくらいで、日当たりが良く風通しが良いところに植えつけます。元肥をたっぷりと施してあげましょう。株張りが良いので、30〜50cm間隔で植えてください。苗が大きくなってからの植え替えには弱いですので、適切な場所を見つけて植えてください。
■アーティチョークの収穫方法
収穫は2年目から、1年目は株をしっかりとさせましょう。2年目の初夏には、1株から20以上のつぼみが収穫できます。開花する寸前のつぼみが美味です。鮮やかな緑色で触ってみてしっかりしまった感じのつぼみを選びましょう。
■アーティチョークの利用方法
アーティチョークの収穫したつぼみは、30〜40分塩茹でしてアクをぬきます。ガクを1枚ずつはがして、そのままオーブンで焼いても、サラダやマリネ、料理のつけあわせにすると、独特の風味でおいしいです。パスタ、ピザ、ホワイトソースにもとっても合います。
つぼみが咲いてしまっても、切り花、フラワーアレンジに、美しく華やかで人気があります。
>>アーティチョークのタネと苗を見てみる

