エキナセア (Echinacea Purpurea)、
和名はバレンギクは、キク科の多年草です。
とても美しく見栄えがする花を咲かせる、
ハーブとして、最近人気のハーブです。
タネまきは春(3〜5月)ですが、
成長が遅く開花まで一年以上かかることが多いので、
苗を求めたほうが安心です。
エキナセアは、夏の暑さに強く育てやすいので、
夏の庭やコンテナにお勧めです。
種類によっては鉢でじゅうぶん育つ品種もあります。
鉢植えの場合は、根詰まりしないよう、
2〜3年に一度植え替えするようにします。
植え替えは、3〜4月が適期です。
エキナセアは日当たり、風通し、
水はけが良く肥沃な土を好みますので、
痩せている土地は、腐葉土や元肥などを入れ、
株間は40cmぐらいに植えましょう。
エキナセアは、耐寒性耐暑性が強く、
病害虫もまずありません。
エキナセアの増やし方は、
春か秋にタネまきや根伏せ、根挿しで増やします。
こぼれ種でも、どんどん増えます。
■エキナセアの利用方法
エキナセアは、花、葉、茎、根まで、利用することができます。
薬、健康食品、サプリメントでも人気ですね。
エキナセアの根を煮出した液は、
喉の腫れ痛みを抑えるうがい薬になります。
エキナセア全体を乾燥して砕き、
風邪予防などのハーブティとして活用できます。
元気を取り戻したいとき、体調がすぐれないとき、
そして健康美容に、効果が高いです。
エキナセアは、切り花で楽しみ、
ドライフラワーにしてリース、ポプリに使えます。
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