
ホワイトクローバーは、
冷涼な湿った気候に最も適しますが、
耐暑性も強く育て方も容易です。
草丈は、開花時で20〜30cm、
白いかわいらしい花をつけます。
ホワイトクローバーの栽培方法は、
暖地で3〜6月 寒地で4〜8月にタネをまき、
発芽適温は15〜20℃くらいです。
極端な酸性土壌の場合は、
苦土石灰をあらかじめまいておくと良いです。
ホワイトクローバーなどマメ科の植物は、
空気の中の窒素を吸い成長しますから、
土の中に窒素養分を与えてくれます。
コンパニオンプランツや、グランドカバーとして、
育てるのも良いでしょう。
◎コンパニオンプランツを活用
野菜類等とハーブ類などをうまく組み合わせて植えると、
病害虫を防ぎ、成長を促進し、収穫量を増やすことができます。
さまざまな良い効果を生み出すので近年注目されています。
例えば、コンパニオンプランツとして、
病害虫の予防効果が期待できる植物は、
クロタラリア、ボリジ、ナスタチウム、ネギ類、セロリ、
バジル、マリーゴールド、ミントなどハーブ系が多いです。
◎グランドカバーとは
造園で地表を覆うために植栽する植物です。
地面を低く覆う植物で、日本では下草とも言います。
最近では、フェンスにからませたり壁面を覆うものも、
グランドカバーと呼んでいます。
グランドカバーとしてもちいられる植物は、
シバ、ヤブラン、リュウノヒゲ、アリッサム、
ガザニア、ツルニチニチソウなどです。