福寿草、満開
福寿草と雪
福寿草(フクジュソウ)は、
早春に黄色の花を咲かせ、
春の息吹を感じさせてくれる植物です。
福寿草は、キンポウゲ科、学名 Adonis amurensis、
開花期は、1〜3月で3〜4cmの黄色い花を咲かせます。
ただし野生の福寿草は、3〜4月ころ開花します。
元日草、長寿草、朔日(ついたち)草、
福神草などとも呼ばれます。
■福寿草の育て方栽培方法
福寿草の育て方は、
少し気を使ってあげれば、
比較的やさしいです。
・栽培環境
もし、平鉢植えの福寿草を購入したら、
早めに深鉢に植え替えてください。
福寿草は、根の生育が旺盛なので、
根がじゅうぶん張れるようにすると元気に育ちます。
福寿草の花は日が当たると開き、
日が沈むと閉じる性質があり、
日陰では花が開きにくくなります。
できるだけ日のあたる場所に、
植えたり鉢を移動します。
耐寒性は強い植物ですが、凍結には弱いです。
・水やり
福寿草の水やりは、乾き気味に管理し、
鉢土が乾いたらたっぷり与えます。
・肥料
肥料は、花後から6月頃までは、
月に一回くらい液肥を与えます。
肥料は少なめでだいじょうぶです。
・花後の管理
福寿草の花が終わった頃から、
鉢は半日陰へ移動します。
梅雨時になると、地上部が枯れます
この梅雨の休眠期以降は日陰で育てます。
・地植え
福寿草を地植えする場合は、
腐葉土などを多くすきこんだ、
排水のよい土に植えます。
夏の暑さは、たいへん苦手ですので、
西日の当たらない場所で管理しましょう。
・植え替え
植え替えは9月が適しています。
根を傷めないように気をつけて植え替えます。
・増やし方
株分けとタネまきでできます。
・病害虫
白絹病とナメクジやハダニに、
害されることがあります。
冬と春は、日当たりの良い場所で育て、
風通しの良い場所で管理しましょう。
ナメクジは捕殺するようにします。
・注意事項
福寿草は、草、根に毒性があります。
芽がはフキノトウと似ているので、
誤食しないよう注意してください。
>>福寿草(フクジュソウ)の苗を見てみる
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