
シクラメン、昨日まで元気だったのに、
急にしおれてしまった!
購入したときは花がまっすぐに咲ききれいだったが、
樹形が乱れてきた……、
このようなしおれたり葉姿が乱れるシクラメンをどうすれば良いでしょうか?

シクラメン、元気がありません
■シクラメンがしおれる理由と対策
◎乾燥しすぎている
シクラメンは乾きすぎると、
急にしおれることがあります。
このようなときは、
たっぷりと水をやり回復をまちます。
シクラメンのしおれかたがひどいときは、
バケツに半分くらい水を張り、鉢ごとつけて吸水させ、
しばらく戸外の日陰に置くと、半日くらいでまた葉がしっかりしてきます。
シクラメンは、ひどくしおれると、
元に戻らないこともありますが、
早めに処置すればじゅうぶん元気を取り戻します。
◎根腐れを起こしている
シクラメンは、水やりが多過ぎて根腐れを起こしている株は、
少し乾いても急にしおれやすいです。
◎暖房などで暑すぎる
また、暖房機の近くなどでは、空気が乾燥し、
温度が熱くシクラメンが急激にしおれることがあります。
シクラメンは、暑さは苦手です。
管理の適温は16〜18度と涼しめです。
気をつけたいのは、日に当ててあげようと、
リビングの窓辺に置いてしまうことです。
窓越しの日光と暖房で温度が上がりすぎ、
「いちょう病」などの病気にかかります。

花が倒れてきたら、注意信号です
■水やりと葉組み
◎水やり
シクラメンの水やりは、土がすっかり乾いてから、
花や葉っぱ、株元の球根にかけないようにして、たっぷりあげます。
◎葉組み
シクラメンは、葉組みをしてあげると元気良く小さな花たちが育ちます。
小さなつぼみが葉の下に隠れて枯れないように、葉組みをします。
シクラメンの中心の葉を外に軽く押し出すように、
両手の手のひらで押し広げるようにします。
外側の葉に引っかかって株の真ん中に空間ができます。
日光が株の中心まで当たるので、小さなつぼみも生長し花が咲いてくれます。
葉組みを月に1回くらいしてみてください。すると樹形もきれいに整います。
ガーデンシクラメンと同じように葉組みをします。
>>ガーデンシクラメン 葉組み
◎肥料
肥料は、開花期には薄い液肥をあげましょう。
シクラメン本来の花のピークは1月から春までです。
シクラメンは、世話をしてあげると、何年でも花が咲きますので、
長く大切に楽しみたい花です。
■参考
・シクラメンの育て方 栽培方法
・ガーデンシクラメンの育て方|越冬越夏して毎年楽しむコツ!
・ガーデンシクラメン 寄せ植えのコツ
・シクラメン 2月の画像
>>シクラメンの花を各種見てみる