
サルビア ガラニチカ Salvia guaraniticaは、
間違った名前(メドーセージMeadow Sage)で流通してしまっている、
草花の代表格とも言えます。
私が買った苗も、
メドーセージの名札と育て方がついていました。
サルビア ガラニチカ は、
シソ科アキギリ属の宿根多年生植物。
南米原産で、耐寒性(-10℃程度)、耐暑性ともに強い植物。
草丈は60〜70cmにもなり、
夏から秋にかけて濃紫青色の美しい花をつけます。
鉢植えや花壇に植えると、たいへん引き立つハーブです。
サルビア ガラニチカ の種まきの適期は、
春(5〜6月)と秋(9月)です。3〜5粒を点蒔きにして、
3mmほど薄く覆土します。
発芽後、順次間引きながら、良い苗を1つだけ残します。
草丈が5〜6cmになった頃に定植します直まきでも、かまいません。
日当たりが良く水はけの良い、肥えた土を好みます。
しかし真夏の直射日光は苦手なので、日陰か遮光してあげましょう。
サルビア ガラニチカ は、乾燥に強いのですが、
じめじめした環境には弱いので、
土が乾いてからたっぷり水やりするようにします。
開花期は7〜9月、切戻しをすると3回くらい花をつけてくれます。
サルビア ガラニチカ は、成長が遅く、
種からの発芽は多少難しいので、苗から育てたほうが簡単です。
挿し木や取り木をすれば、簡単に増やすことができます。
セージは、耐寒性のあるハーブで、70cmほどに生長し、
2年目以降から木化します。
枝ごとに収穫し、乾燥保存します。
■サルビア ガラニチカ の利用方法
ティーやポプリに使います。
食用には、使用しません。
カテゴリ
タグ