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アスパラガスの収穫は楽しみ

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アスパラガスのグリーンも美しい


アスパラガスの採りたてを、
食べたことがありますか?

アスパラガスは、とっても甘くてほっくり柔らかく、
家庭菜園で作ったアスパラガスは、絶品です。

小さな庭でもベランダでも、
培養土の大袋やトロ箱の底を抜き重ねて栽培すれば、
10年以上収穫できます。

グリーンアスパラガスのふわふわの葉っぱは、
切り花用にも美しくステキです。


アスパラガス育て方栽培方法

アスパラガスをタネからまくと、
収穫できるまでに2〜3年はかかります。

アスパラガスは、市販の苗を植えつけるほうが、
病虫害も出にくく育てやすいです。

しかし、アスパラガスは移植にやや弱いので、
苗の場合、清潔な土で、良い環境で育ててください。

アスパラガスは、一般に畑で作りますが、
深さが40cm以上ある大きめのトロ箱や、
培養土が入っているような大きな袋を2重にして、
そこに苗を植えても育てられます。

そして、1回栽培したら10年くらいは収穫ができます。
植え付けは、4月〜5月か9月〜11月初旬、
収穫は、4月〜6月です。

・タネまき適期
3月上旬〜下旬

・栽培場所
日当たりの良い場所を好みますが、
木漏れ日くらいの日差しでも育ちます。

1度植えたら草丈が1メートルになり、
長年、その場所で生育するので、
ふさわしいスペースをとります。

・畑の準備
アスパラガス用の畑は、植え付け2週間前に、
3.3uあたり苦土石灰を4〜5つかみまいて、
土質を修正します。

深さ、幅ともに30cmほどの溝を掘り、
うね底に化成肥料を4つかみまいた上に、
堆肥を10リットルを加え、
草木石灰を4つかみふりかけて土を戻します。

・タネまき
株間40cmで、1箇所に10粒まき、
タネの厚さの3倍くらい土をかけ軽く押さえます。

畑の準備が間に合わないときは、
3号ポリポットに用土を入れ数粒ずつまいて、
発芽したアスパラを定植しても良いです。

・水やり
とくに必要ありません。

・間引き
自然に強い株が数本残るので、
必要ありません。

・1年目の肥料
マメに追肥して、株を育てましょう。
4〜9月は、2ヶ月に1回化成肥料を追肥します。
株の根元に与え、軽く土を寄せておきましょう。

1月中旬に寒肥として、
株元から20cmのところに深さ20cmの穴を掘り
堆肥、米ぬか、鶏糞、草木灰を1つかみずつ、
に施し、土を戻します。

2月上旬に芽だし肥として、
株の上に化成肥料を1つかみ与え、
土を5cm程度かけておきます。

・2年目からの肥料
6月と9月に化成肥料を追肥します。
8月に草木灰を1つかみ与えます。
1月と2月は、1年目と同じ要領で施肥します。

・収穫
タネから育てた場合、
3年目の3月下旬から5月下旬に収穫できます。
まだ、小指くらいの太さだと思います。

長さ25cmくらいに伸びた、
アスパラガスの新芽を、
地際から切り取り収穫します。

アスパラガスは、全部収穫せずに何本かは残しておくと、
翌年からの収穫が安定します。

6月に入ったらは収穫せずに、
株に栄養を蓄え育てるためそのまま育てます。

一回、栽培しはじめると、
8〜10年収穫することができます。

・病害虫
目立つ病害虫はありません。


アスパラガス調理法

採りたてのアスパラガスは、一般市場に出回っているものより、
新鮮なのでとても早く茹で上がります。

そして、ほっこりした口あたりと、
素材そのものの自然な甘味が、とってもおいしいです。

料理方法としては、塩ゆでや、塩焼きなど、
まず、シンプルな料理法がおすすめです。

好みでホワイトソース、マヨネーズ、レモンなどを合わせましょう。
さらに、サラダ、グラタン、シチュー、ピザ、
炒め物、天ぷらなどにもよく合います。

■参考
・アスパラガス 植え替え
・アスパラガスの栽培|タネ、苗から育てたときの収穫時期は?
・アスパラガスの育て方と栽培方法
・アスパラガスのプランター栽培

>>アスパラガスの苗と品種を見てみる。
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