
「スプラウト」を作っていますか?
スプラウト(sprout)とは、植物の「新芽」の総称です。
日本では主にブロッコリーやマスタード、クレス、
芽キャベツなどの発芽野菜の新芽のことを言います。
昔から食用にされている、
かいわれ大根やモヤシもスプラウトの一種です。
スプラウトの長所は、少量食べるだけで、
多くの栄養が得られることです。
タネは水や温度など発芽するのに伴う代謝の中で、
タネのときには存在しなかった成分も新たに合成されます。
スプラウトにはビタミン、ミネラル、フィトケミカルなどが含まれ、
「天然のサプリメント」と言われています。
このような効果のあるスプラウトは、家でも簡単に栽培できます!
◎用意するもの
スプラウトを育てるのに、用意するものは、
タネ・容器・霧吹き・タネをまく土台となる、
スポンジ・キッチンペーパーだけです。
タネをまいて、1週間もすれば食べられます。
スプラウトのタネは、家庭菜園で蒔き残したタネを使ったり、
ホームセンターや通販などで100〜200円で購入できます。
タネ袋には、小さいタネが大量に入っているので、
とってもお得な感じがします。
スーパーで買うよりも、安くて健康にも安心な、
スプラウトができるので、お勧めです。
■スプラウトの育て方
キッチンペーパーを折り畳み、
適当な大きさにして、水を含ませます。
容器の上に置いたら、その表面に、
タネをパラパラと均等にまきます。
種が重ならないようにして、
霧吹きで種がしっとり濡れるまで水を与えます。
置く場所は、直接日光の差し込まない場所に置きます。
ボウルなどをかぶせたり、戸棚の中に置くとよいでしょう。
朝晩、霧吹きを使って水を与えます。
3日ぐらいで、キッチンペーパーにしっかり根が張ったら、
容器の淵からそっと水を与えます。
容器を明るい場所に移動し、日光に当てて緑化させます。
種類・季節により異なりますが、5日〜10日間、
丈が5センチ〜10センチ程度で収穫です。
■スプラウトの利用方法
収穫したスプラウトは、サラダのトッピングや、
味噌汁、スープ、手巻き寿司、サンドイッチ、
ピザ、そのほかアイデアでいろいろ活用できます。