
軽石は、軽石(pumice・パミス)とは、
火山砕屑物の一種で、
塊状で多孔質のもののうち淡色のものを言い、
浮石(ふせき)あるいは浮岩(ふがん)とも呼ばれます。
軽石は、多孔質で多少の保水性があり、
通気性はきわめて良いです。
通気性を好むラン類の用土に使われるほか、
ゴロ土にも適します。
軽石と同じように使える人口軽石も各種出回っています。
軽石は、静岡県天城地方の軽石が、
たいへん良質と言われたそうですが、
環境保全のために採掘が禁止され、入手が困難になりました。
現在、入手できるの軽石の天然ものは九州産で、
そのほかは人口的に造られたものが多いといわれます。
軽石を培養土に混合することで、
排水性の高い土を作ることができます。
形が崩れませんので、植え替えを嫌う植物や、
頻繁に植え替えない品種に向いています。
また、鉢の表土の飾り砂としても用います。
注意することは、軽石は、添加する用土ですので、
多用すると植物が安定しにくい土になります。
また、乾燥が早いので水やりにも注意します。
軽石は、洋ランを植えるには水ゴケに次いで良い土です。
一般園芸では、大きな粒のものを鉢底に用います。
とくにつり鉢やハンギングには、軽量化するためにも必要です。
軽石の購入のときは、新しくぬれていないものを選びましょう。
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