
■スイセン 栽培データ
英名・学名 narcissus
形態 多年草
原産地 地中海沿岸
草丈/樹高 10cm〜50cm
開花期 11月〜4月
花色 白、黄色、オレンジ、複色
栽培難易度(1〜5) 2
耐寒性 強い
耐暑性 普通(休眠)
特性・用途 耐寒性が強い、初心者向き
スイセンは、秋植えの球根植物として、
人気があり初春を告げる代表的な花です。
一重咲き、八重咲き、房咲きなどいろいろな品種と色があり、
また育て方もやさしいので初心者でも楽しめます。
今度、育ててみようという方は、
9月から12月ごろまで、園芸店、ホームセンター、
通信販売店で販売されているスイセンの球根を求めてください。
スイセンは、100種類以上の品種があるので、
好みのもので、できるだけ分球していなくて、
大きくて重い、ツヤのある球根を選ぶか、
評判の良い園芸店や通販で良いものを選びます。
地植えはもちろん、鉢、プランターでも良く育ちます。
種類は、ラッパスイセン系、大カップ系、八重咲き系などがあり、
さらに早咲き、遅咲きの品種に分かれます。

黄水仙も元気が出る花です
■スイセンの育て方と栽培方法
・植え付けの方法
植え付け時期は、9〜11月ごろが適しています。
早咲き系は8月下旬頃に、
遅咲き系は9〜10月に植えるのが適期です。
スイセンを植える鉢は、深さがあるほうが良く、
5号鉢に3〜4球、7号鉢には5〜6球を植えつけます。
プランター栽培は、8〜10p間隔が適します。
数年植えたままにするには、
13〜15p間隔ぐらいが良いでしょう。
深さは、スイセンの球根の先端が、
覆われ隠れる程度に植えます。
鉢・コンテナに植える場合は、
球根同士が接触しないくらいに、
寄せ植えしてもだいじょうぶです。
・水やり
水やりは、土の表面が乾くのを待ってから、
鉢なら底から水が出るほどたっぷり与えます。
花が終わって、葉が黄色くなって枯れてきたら
水やりを終わりにします。
・置き場所
日当たりと風通しが良い屋外で管理します。
植え付けて冬の寒さにあてると花つきが良くなり、
じょうぶで、健康な株に育ちます。
2月に入ったころ、室内に移動し、
日当たりのよい窓辺に置くと、
早く花を見ることができます。
プランター栽培で育てている場合は、
できれば真夏は涼しい場所に、移動しましょう。
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大木の下なども育てやすいです
■スイセンを翌年も咲かせる方法
地植えでは、植えたままで翌年も開花しますが、
鉢やプランターの場合、品種にもよりますが、
分球した球根がじゅうぶん育たず、
翌年は花が咲かないケースもあります。
スイセンの球根の花を翌年も咲かせたい場合は、
花がしぼんだら花をすぐに摘み取り、お礼肥をして、
その後、地上部が枯れるまで放置します。
小さな球根は、花が咲くまで育て上げるには、
一般に2〜3年かかります。
スイセンの地上部が枯れるまで待って、
球根を掘り上げ、分球した小球たちを分け、
地植えにするか、ネットなどに入れて、
雨があたらない風通しの良い日陰で秋まで保存します。
秋になったら、それらの球根を昨年同様に、
鉢、プランターに植えて育て、
また翌年地上部が枯れる頃に掘り上げます。
この作業を、球根が十分大きくなるまで、
2〜3年繰り返します。
また、りっぱなスイセンが咲いてくれます。
■参考
・スイセン(水仙)の育て方|翌年も花を咲かせる栽培方法
・スイセン 鉢植えの育て方
・スイセンの掘り上げ方
・スイセンの花つきが悪い理由
・スイセンを花壇へ植える方法
・スイセン球根の選び方
・スイセン 葉の色がおかしいのは?
・ニホンズイセンの育て方
>>スイセンの球根を各種見てみる
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