
葉牡丹でメリークリスマス!
葉牡丹は、とても丈夫で育てやすい植物です。
冬の寒い間も姿をほとんど変えず、ボタンのような整った形を維持してくれます。
美しい葉牡丹ですが、実際に育てる時には、温度が重要となることがあります。
葉牡丹に適した温度とは、どれくらいなのでしょうか。
[葉牡丹 温度]

葉牡丹の発芽温度は、20度〜25度です
■葉牡丹 温度
葉牡丹を育てる時に、温度に注目したいのが、発芽温度と生育温度、
それから発色の温度です。
丈夫で育てやすい葉牡丹だからこそ、確実に良い状態の苗を作るため、
温度にも注目して育てましょう。
・発芽温度
葉牡丹はアブラナ科の植物です。
アブラナ科の植物にも色々ありますが、野菜でいえばダイコンやハクサイ、
キャベツなどが代表的です。
種まきから発芽までの期間が比較的短く、発芽率も高いです。
葉牡丹も発芽率が高い植物ですが、播いた種の発芽を揃えるためには、
発芽温度に合った時期の種まきが必要になります。
葉牡丹の発芽温度は、20度〜25度とやや高めです。
ただ、葉牡丹は秋から発色を始めるため、播種の時期は意外と早いです。
種まきは7月〜8月に行われることが多く、この時期は25度以上になることも多いです。
温度が高すぎると、発芽がまったく揃わなかったり、発芽率が低下する原因にもなるので、
発芽までは風通しの良い、涼しい場所に置いた方が良いでしょう。

発芽後の生育温度は、15度〜25度と言われます
・生育温度
発芽した後、双葉が開いて本葉が出てきて、少しずつ株が生長していきます。
発芽後の生育温度は、15度〜25度です。
発芽適温よりも適温がやや広いので、真夏を過ぎて朝夕が少し涼しくなってくると、
ぐんぐん生長していきます。
種まきの時期が遅いと、生育温度よりも気温が低くなるので、
全体が小づくりのまま発色することがあります。
大株に育てたい場合などは、種まきの時期を守りましょう。

葉牡丹が発色するのは、15度を下回る時期です
・発色温度
葉牡丹は、花を咲かせる変わりに葉が色づき、鑑賞できるようになります。
近年は改良も進み、葉色も豊富になってきました。
美しい色を出すためには、肥料を切るタイミングも大事ですが、実は温度も重要です。
葉牡丹は、一定温度よりも寒くならないと、発色しません。
そのため、近年の温暖化の影響により、秋が深まってもなかなか色づかない、
ということがあるそうです。
葉牡丹が発色するのは、15度を下回った頃からです。
温暖化の影響で、なかなか色が出なくても、本格的な冬になれば発色するので、
問題ありません。
もし真冬になっても本来の色が出ないのであれば、
温度とはまた別の原因が考えられます。
■参考
・ハボタンのプランター栽培
・ハボタン(葉牡丹)の育て方|年末年始の購入株を毎年楽しもう♪
・ハボタンを簡単に増やす方法は?
・踊り葉牡丹の育て方は?
・ミニハボタンの育て方
・ハボタン 寄せ植えのコツ|合わせやすい植物たち
・パンジー 寄せ植えのコツ|合わせやすい植物たち
・ガーデンシクラメン 寄せ植えのコツ
・クリスマス 寄せ植えのコツ
・ハボタンの害虫対策
・ハボタンの種類
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