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チンゲンサイ、自家栽培はおいしいですよ!


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チンゲンサイ、秋まきのほうがやや育てやすいです


チンゲンサイ(青梗菜・ちんげん菜)は、
アルカリ性のミネラルが豊富な緑黄色野菜です。
特に成人病予防に役に立ちます。

パクチョイはチンゲンサイの同種で、
葉と茎が白いものがパクチョイ、
青い野菜がチンゲンサイです。

チンゲンサイのやわらかい葉と、
歯ごたえのある茎がおいしいですね。
中華料理やサラダには欠かせない野菜です。


チンゲンサイ育て方 栽培管理

チンゲンサイの育て方は、鉢やコンテナでも簡単で、
家庭菜園の採りたては、とてもおいしく別格です。

・用土
チンゲンサイは酸性土が苦手です。
タネまきの2週間前には、1u当たり2つかみの、
苦土石灰をまいて耕しておきます。

タネまきの1週間前には、
1u当たり堆肥バケツ1杯、化成肥料2つかみを混ぜ、
肥沃な土にし、50cm幅の畝を作ります。

・タネまき
チンゲンサイは、元肥をしっかり入れてあげ、
育てやすく間引きのしやすいように、
筋蒔き(すじまき)します。

・間引き
チンゲンサイの芽が出て間もなくの頃から、
葉がぶつかりあわないように、弱い苗を間引きします。
間引き後の苗の大きさが同じくらいにするのがコツです。

間引いた葉も、つまみ菜として、
味噌汁やサラダにおいしいですよ。
収穫まで間引きを繰り返し、15センチ間隔、
コンテナだったら8株程度まで間引きます。

・追肥
チンゲンサイの高さが10cmを超えたあたりで、
一度追肥すると、立派なチンゲンサイになります。

・収穫 
20cm〜25cmに成長した頃が収穫に適した大きさです。
葉の付け根を持って引き抜き区か、切り取って収穫します。

トウが立つと葉が硬くなるので、早めに収穫しましょう。

・病虫害
キスジノミハムシ、アブラムシ、コナガ、
ヨトウムシなどが発生します。
べたがけシートを用いると、
かなり害虫や鳥害を防ぐことができます。


チンゲンサイ青梗菜)の食べ方

チンゲンサイは、炒めもの、サラダ、スープなど、
中華風のお料理にぴったりです。
とくに家庭菜園の採り立ての逸品は、
チンゲンサイの香りとほっくりした食感を楽しみましょう。

>>チンゲンサイのタネ、苗を見てみる

(2012.04.03改訂)