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トマトは家庭菜園でも大人気の野菜です(中玉 フルティカ)


しかし育てたことがないと、難しいように思えるかもしれません。
また、栽培したけれど失敗すると、尻込みしてしまいますね。

トマトを育てるためには、いくつかのコツがあります。
このコツを実践すると、割と簡単に美味しいトマトが収穫できます。


少ない手間とコツで、立派なトマトの収穫を目指しましょう。


[トマト 簡単な育て方]


■苗から栽培

トマトは、種からも苗からも育てられます。

しかし、種から育てるには、温度の管理と育苗が必要です。
病気や管理不足で、定植するまでに育たず枯れることも多いです。

できるだけ簡単にトマトを育てるならば、苗から育てるのが安心です。
育苗の手間は不要ですし、専門家である農家がしっかりとした苗を育てています。


■苗選び


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苗を選ぶ時のポイントは、この図のようにいくつかあります


もし野菜栽培に詳しい知人がいたら、一緒に苗を見てもらうのも安心です。

園芸店、ホームセンターなどの実店舗ではなくても、
最近はインターネット通販でも良い苗が手に入ります。

何度か苗を購入したことがある店や、育苗専門の店など、
ネット上でも信用されている店から良苗を入手できます。

また、接ぎ木苗は、ナス科の連作や病気に強くお勧めです。
少し値段が高い苗ですが、それだけ病気にかかるリスクが減ります。 

市民農園などで、前の作物が分からないときにも安心です。

◎格安の苗に注意
夏野菜は、とくに植え付け適期を少し過ぎた頃、
見切り苗として、値段を下げて売られることがあります。

値段が安いのは魅力的ですが、ほとんどの場合が、
植え付け適期を大幅に過ぎていたり、苗の状態が悪かったりします。
苗の状態をよく観察してから、購入します。


■土作り

植物を育てる時、土はとても重要です。
トマトを育てる時も、土作りをしっかりしておきます。

一度は規定の数値の堆肥・化成肥料・苦土石灰を加えてよく混ぜた土で栽培します。
*地植えは、1uあたり堆肥を3〜4kg、苦土石灰を120〜150g、
元肥として化成肥料を120gくらいを加えてよく混ぜます。


鉢やプランターで栽培する時は、市販の培養土が便利でお勧めです。
ちょうど良い状態に配合され、すぐにトマト苗を植え付けて育てることができます。
*自分で鉢やプランター用土を混ぜ合わせて作る場合は、
小粒〜中粒の赤玉土7、腐葉土2、バーミキュライト1を混ぜた用土が良いでしょう。
元肥は、規定量よりやや少なめに入れるのが良いです。



■植え付けのタイミングとコツ

トマトはあまり寒さに強くありません。
霜に当たると傷んで枯れることもあるので、
できるだけ霜の心配がなくなってから植え付けます。

だいたい4月中旬〜5月頃が植え付け適期ですが、
5月のゴールデンウィーク頃と覚えておけば簡単で確実です。 


植え付ける時は、水はけを良くするのがトマトを上手に育てる鉄則です。
地植えであれば畝を少し高くし、鉢植えなどは鉢底石を入れるなどします。

また、植え付ける時、株元を少し高くすると、さらに水はけが良くなります。
根鉢は地面と同じ高さか、少し高く植え付けるようにし、深植えだけは避けます。


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植えつけの方法


■支柱

支柱を立てて誘引し、雨風で倒れてしまうのを防ぐことができます。

途中で折れてしまうと、上の方についた実が収穫できないこともあります。
夏〜秋にかけては台風も多くなるので、強風に備えておきましょう。


■わき芽かき

葉の付け根から出てくるわき芽は、その都度5p以内に摘みます。
小さいうちなら、手で簡単にとれるので摘み取ってしまいましょう。

週に1回は、観察してわき芽をとって、花や実に栄養がいくようにします。
雨の日は、茎の傷口から病気などにかかりやすいので摘まないようにします。
>>トマト わき芽かきと摘芯


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色の変化が美しい(中玉 シンディオレンジ)


■追肥

トマトはとても強い植物なので、追肥をしなくても実をつけます。
追肥の量が多すぎると、病気になったり根を傷めることがあります。

しかし、適期に適量の追肥をしておいた方が、
花付きや実付きが良くなり、おいしいトマトが収穫できます。

ポイントは、肥料の種類と量(濃度)です。

肥料には、窒素・リン酸・カリの3つの基本要素が入っています。
トマトの場合は、8-8-8や6-6-6などすべて同じ成分量のものを選びます。

また肥料を与える時のコツは、少量を定期的にということです。
一度にたくさんの肥料を与えると、肥料焼けを起こします。

液体肥料の場合は、濃度を高くすると根を傷めるので注意します。
粒状の肥料や固形肥料の場合は、少し少なめを意識するとうまくいきます。

液体肥料の場合も、規定通りか少し薄めにすることで失敗が減ります。
*詳しい肥料の与え方と時期は下記サイトの記事をご覧ください。
>>トマト 肥料の与え方と時期


■水やり

トマトは、どちらかというと乾燥を好むため、過湿で枯れることが多いです。
苗を植え付けてから新芽が出て来て根付くまでは、普通に水やりを行いますが、
根付いた後は、やや乾燥気味に育てると苗も元気に育ち甘い果実をつけます。 


土の表面が乾き白っぽくなり、葉が少し萎れた頃に与えるのが、
ちょうど良い水やりのタイミングです。
何回か試すうちに水やりのタイミングが分かります。


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慣れてくると大玉トマトも完熟させておいしく育てられます(大玉 麗夏)


■収穫

一つの段に複数の花が咲きますが、すべて一度に咲かず順番に開花します。
開花したものから着果するため、着果して実が肥大し、色づくのも時間差が出ます。

特にミニトマトは一房につく実の数が多いため、
先端と付け根では収穫のタイミングがまったく違います。

実がやや透き通り色づいたトマトから順番に収穫するようにしましょう。


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美味しく大収穫の秘訣は?
>>トマトの育て方.com
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