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クリスマスローズが咲き始めました


2月、園芸店などに足を運ぶと、
春を感じさせる花苗やガーデニング商品が並び、ウキウキした気分になります。

庭の植物はまだ冬眠中でも、寒いからこそできる作業、
寒くてもしておきたい作業をすれけば、春から良いスタートが切れます。 



[2月のガーデニング]


■ガーデニングスタートの準備

2月まだ寒い日が続きますが、春はもうそこまでやってきています。
ここで気を抜いていると、あっという間に春になってしまい、
ガーデニング作業が遅れることがあるので注意が必要です。
作業したい時にすぐにとりかかれるよう、準備をしておきましょう。



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スコップ、ハサミ、ガーデンブーツも手入れしておきます


・道具の手入れ 
冬は植え替えなどの作業が少ない分、
いつも使っている道具の手入れに時間をあてることができます。

ハサミやスコップなど、使うたびに泥などを落としてはいても、
1年間使っていると意外と汚れが溜まっていたり、
刃先が少し錆びていたりすることがあります。

スポンジなどを使って、こびりついた泥を一度キレイに落としましょう。
錆びついている部分は、砥いでおくと切れ味が蘇ります。
最後に農業用の錆止めなどを表面に塗っておくと、状態が長持ちします。

・足りないもののリストアップと購入
培養土や肥料、堆肥、腐葉土、鉢底石など、
足りないものをリストアップしておきましょう。

使う時にその都度購入するのも良いのですが、
使いたい時に足りなくなると、作業を途中で止めるため時間のロスになります。

また、ネット通販などでは、まとめ買いがお得なこともあります。
重い荷物も玄関先まで届けてくれるので、
置き場所が確保できるのなら、ネット通販もお勧めです。


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鉢の泥や苔を洗い落とすと、花も映え病気にかかりにくくなります


・花壇や鉢の整理
すでに枯れてしまっているものなどは、抜きとってスッキリさせておきましょう。
花壇や鉢を整理しておけば、苗を買った時にすぐ植え付けることができます。 


鉢は一度洗ってキレイにしておくことで、見た目も良くなり、
病害虫の被害を抑えることができるので、必ず洗って陰干ししておきましょう。


■宿根草の株分け

休眠中の宿根草をこの時期に株分けしておくことで、
春以降にリフレッシュした状態で生育することができます。

宿根フロックス、スズラン、シュウメイギクなどは、株分けが可能です。
大きく育った株を少し離れたところから掘り起こします。


株元に近い場所で掘り起こすと、根を傷めることがあるので注意します。
掘り上げた株を、芽がいくつかついた状態にして分けます。

この時、あまり細かく分けてしまうと、次のシーズンに花がつかなくなったり、
急激に弱ることがあるので無理をしないようにします。

分けたものをまた植え直し、水を与えたら完了です。
植えなおした残りの株は、他の場所に植え付けたり、
鉢植えにして予備の株として育苗しておくのもお勧めです。


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宿根草は株分けをします


■コモをはずす

マツ類の幹に巻いていたコモをはずし、焼却処分します。
コモの中には、越冬中の害虫も入っていることがあるため、
害虫が動き出す前にはずすようにします。
また、はずした後に処分することにより、コモもろとも害虫を処分することもできます。


■庭木の剪定

2月も庭木の剪定が可能です。

枝の間引きや軽い切り戻しなどの弱剪定と、
刈り込みなどの強剪定があるので、
育てている庭木の剪定法をあらかじめ調べておくと、
作業が進めやすく安心してできます。 


・弱剪定
キンカン、ケヤキ、コムラサキ、サンシュユ、サンショウ、シダレザクラ、
シラカバ、ツバキ、ハナミズキ、ロウバイなど

・強剪定
アジサイ(古い枝を根本から切る)、キャラボク、サルスベリ、バラ、
ピラカンサ、ムクゲなど


■種まき

種類はまだ少ないですが、この時期でも種まきが可能なものがあります。
種まきが可能といっても、加温や保温が必要な場合が多いので、一工夫必要となります。

・草花
キキョウ、スイートピー、カーネーションなど

・野菜
キャベツ、ブロッコリー、ジャガイモ(タネイモの植え付け)など


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ジャガイモは2月下旬から植え付け適期です、詳しくはこちらへ
>>ジャガイモ栽培.com


■その他の作業

・寒肥
3月に入ると、庭木や果樹などは芽が動き始めるものが多くあります。
芽が本格的に動き出す前に、寒肥を与えておくと、
春に動き出す芽を充実させることができます。

寒肥には、油カスなどが主体となる、有機質肥料がお勧めです。
自分で配合して肥料を作っても良いですし、
市販の有機質肥料を与えても良いでしょう。

・つるバラの誘引
2月はまだつるバラの誘引が可能です。
誘引する1週間前までに、枝に残っている葉を落としておくのがお勧めです。

枝が伸びたりしていなくても、葉が残っているだけで休眠できていない場合があります。
休眠していない枝を誘引したり、剪定したりすると、
切り口などから樹液が噴き出すことがあり、春以降の生育に影響します。

葉を取り除くことで、人工的に休眠状態へと促すことができます。

・寒おこし
2月上旬までなら、まだ寒おこしに間に合います。
寒おこしをして、土中の病害虫を減らし、団粒構造をできるだけ作っておきましょう。

・水やり
2月は厳寒期なのでとても寒く、夕方〜朝はとても冷え込みます。
この時間帯に水を与えると、土が凍ったり霜柱で根が浮き上がる原因となるので、
できるだけ日中に水を与えるようにしましょう。

・室内の植物は?
冬が苦手な植物は、室内で越冬することが多いでしょう。
2月、よく晴れた日などは、日中に意外と気温が上がることがあります。

夜間と日中の気温差が激しいと、植物にストレスを与えることがあります。
換気をするなどして、室温が高くなりすぎないように注意しましょう。


寒さにある程度耐えられる、シクラメンなどの植物は、
日中に10度以上ある場合は戸外に出してリフレッシュさせます。

戸外に出すことで、日照不足を解消することができます。
また、室内は乾燥しやすく、空気の動きが少ない場合があります。

室内は風通しの悪い環境となっていることがあるので、注意が必要です。
風通しの悪い環境が続くと、病害虫の原因となります。