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9月に入ると、涼しい日もあり、
多くのハイビスカスが再び元気を出して咲き始めます


日中はまだ暑い日もありますが、夜には秋の虫の声が聞こえ始め、
吹く風が爽やかになってくるのを感じます。

暑さが和らぐことで、再び元気に開花を始める株も出てきますが、
そんな中で調子を崩すハイビスカスも出てくることもあります。


9月は8月に続いて台風が多い月でもあるので、
すぐに対応できるようにしておきましょう。


[ハイビスカスの育て方 9月]


■ハイビスカスの状態

真夏の間は枝葉の生長が止まっていても、暑さが引くとまた生育を始めます。
状態の良い株であれば、枝を伸ばして新しく花を咲かせるものもでてきます。

ハイビスカスは夏の花と思い込んでいることがありますが、
系統によっては真夏よりも初夏と秋によく花を咲かせます。

特に夏の暑さが苦手な大輪系は、
夏の間はできるだけ涼しい場所に置いておくことが大切です。

また、大輪系ほどではなくても、
在来系も真夏にはあまり花を咲かせないことが多いです。

むしろ少し涼しくなってくると元気になり、
また花をたくさん咲かせるようになります。

系統によって性質が異なるので、
株や系統ごとに異変がないかをよく見て、対応するようにしましょう。


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ハイビスカスは、真夏より秋のほうが好きなようです


■鉢植え

*品種により世話の仕方が変わるので、参考にしてください。
>>ハイビスカスの育て方と品種

・在来系
基本的には日向に置いて管理しますが、
調子が悪い株や遮光ネットを使って半日陰で管理していた株は、
9月に入ってすぐに日向に移すと、さらに調子を崩します。

9月中旬〜下旬になると、日差しや暑さもずいぶんと和らいでくるので、
その頃になったら徐々に日向に移動させましょう。

水やりは8月と変わらず、晴れている日は毎日水を与えます。
曇や雨の日は、土の湿り具合をチェックしてから水を与えるようにします。

9月に入ってすぐは、日中にまだ暑い日があります。
こういった日は、夕方になると土が乾いていることがあるので、
もう1度夕方に水を与えるようにします。

涼しくなってくると生育が再開されるので、
リン酸が多めの緩効性肥料を置き肥として規定量与えておきましょう。

・大輪系
1年の中で大輪系が一番活動するのが秋です。
涼しくなってくると生育が旺盛になって花を咲かせ始めます。

8月までは半日陰など涼しい場所に置いていたものも、
9月中旬頃になったら、日向に移動させましょう。

水やりは毎朝土をチェックして、土が乾いていたらたっぷりと与えるようにします。

花を咲かせる株も出てくるので、肥料を与えます。
肥料はリン酸が多めの緩効性肥料を置き肥として規定量与えます。

あるいは1週間に1回のペースで、液体肥料を水代わりに与えても良いでしょう。
その場合も、リン酸が多めの液体肥料を選ぶのがお勧めです。

・コーラル系
9月に入っても、コーラル系のハイビスカスはまだまだ花を咲かせます。
戸外の日当たりの良い場所に置き、太陽の光をたっぷりと浴びせましょう。

晴れている日は、毎日水を与えます。
晴れ以外の日は、土が乾いていたら水を与えます。

この時期に花付きが悪くなっている場合は、
肥料切れが考えられるので、追肥も忘れずに行います。
リン酸の多い緩効性肥料を置き肥として、規定量与えておきましょう。


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華やかで嬉しそうなハイビスカス!


■地植えのハイビスカス

9月になってもまだ旺盛に生育します。
鉢植えほど頻繁に水を与える必要はありませんが、
土が乾いているようならたっぷりと与えましょう。

この時期はまだ肥料を必要としています。
粒状の緩効性化成肥料か、油カスがメインに配合されている固形肥料を、株の周りにまいておきましょう。


■病害虫

枝葉が茂っていると、そこにカイガラムシが発生することがあります。
発生していた場合は、強い水流で吹き飛ばすか、ブラシなどでこすって落としておきます。
あまりたくさん発生しているようであれば、薬剤を使用して防除しておきましょう。


■その他の作業

・株のチェック
夏の間にバテてしまい、調子を崩してしまっていることがあります。
特に鉢植えの場合は、根詰まりを起こして調子を崩していることがあります。

鉢の底穴から根が見えているものや、土の表面に細かい根が見えている株は、
根詰まりしている可能性が高いです。

根詰まりしていると、土の水もちが悪くなり、
肥料を与えても思うように吸い上げることができません。

何より根が生長できなくなっているため、
地上部の枝葉の生育が悪くなり、花付きも悪くなります。

このタイミングで一回り大きい鉢に植え替えることで、
根が育つスペースができ、秋にも花を楽しめるようになります。

植え替える時は、根鉢をできるだけ崩さないようにすると、
根がダメージを受けないので回復しやすくなります。


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枝葉も伸びる時期なので、強風には注意します


・台風対策
台風による強風に当たると、枝が折れたり、葉が傷んだりして、生育に影響が出ます。
鉢植えのものは、台風が来ると分かっている場合は、
風が強くなってくる前に、屋内に避難させます。

台風が過ぎるまでに三日もかかりませんから、
それくらいなら室内に入れておいても問題はありません。

どうしても室内に取り込めない場合は、鉢ごと倒しておきましょう。
風の勢いで倒れると、枝が折れる可能性が高くなります。

そっと倒し、上からネットなどをかぶせます。
ネットが飛ばないよう、ブロックなどで重石をしておきましょう。

地植えにしてある株は、動かすことができません。
その場合は、支柱を3本用意し、ハイビスカスの周りに挿します。

支柱の上部を紐で結び、その周りを防風ネットで巻いて、
ネットが飛ばないように結んでおきます。

台風後は、設置していた防風ネットをはずし、倒していた鉢も立てておきます。
雨や風で泥などが付着している場合があるので、
一度水をかけて洗い流してあげるとスッキリします。

■ハイビスカスの育て方 9月のポイント
1.涼しくなってきても暑い日があるので水切れには注意します
2.根詰まりや肥料切れによって生育が悪いものは植え替えや追肥で対応します
3.台風による強風で傷む前に台風対策をしておきましょう 


■参考
・ハイビスカス 咲かない理由と対策
・ハイビスカス 植え替え
・ハイビスカスの冬越し
・ハイビスカスの育て方
・ハイビスカス ベランダの冬越し
・ハイビスカス 室内の冬越し
・ハイビスカスの肥料
・ハイビスカス育て方 12ヶ月
・ハイビスカス 花芽が落ちる
・ハイビスカスの病気
・ハイビスカス 鉢植えの育て方
・ハイビスカス 枯れる
・ハイビスカス 温度
・ハイビスカス 水やり