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キキョウは風情があってステキです、白に斑入りは珍しいです


キキョウ(ききょう・桔梗)は、6月〜10月に開花する、
日本に古くから自生する花で、秋の七草の一つです。

キキョウの根は民間薬として、
風邪薬、咳止めなどに用いられてきました。

つぼみの状態では花びら同士がぴたりとつながって、
かわいい風船のように見えます。
そのため "balloon flower" という英名を持ちます。


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キキョウの風船のようなつぼみ


キキョウ育て方 栽培方法

・タネまき
タネまきの適期は4月の上旬で、
赤玉土を使用してタネをまき、
薄く土をかぶせて芽が出るまで、
乾かさないように管理します。

芽が出たら混み合っている部分を間引いて、
本葉が4枚に育った頃に、
それぞれをビニールポットなどに植えて、
苗づくりをします。

・苗の選び方
葉の緑が美しく、株がどっしりしていて、
徒長していない苗を選びます。

・定植と用土 
キキョウの植え付けは、3〜4月にします。
苗を入手したらすぐに根鉢を崩さずに植えます。

水はけと保水性の良い用土を用い、
5号鉢くらいに植えます。
赤玉土7対腐葉土3くらいの土でも良いです。


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八重のキキョウ


・置き場所
キキョウは、日当たりを好みますが、
明るい日陰や午前中に日がさし込むくらいの場所でも育ちます。

暑さには強いのですが、乾燥に弱いので、
カンカン照りになる場所で育てるのは、
避けたほうが無難です。

・水やり
キキョウは根腐れしやすいので乾燥気味に育てます。
開花中は、やや多めに水やりします。

・肥料
キキョウを鉢植え・コンテナー植えする場合、
肥料は植え付ける際に土の中にゆっくりと効くタイプの
緩効性肥料を混ぜ込んでおきます。

その後追肥として花の咲く時期に、
液体肥料を2週間に1回くらいあたえます。

庭植えの場合は土に堆肥をたっぷり混ぜ込んでおけば、
あとは肥料は必要ありません。

・摘芯・剪定
草丈を低く抑え花数を増やすのに摘芯をします、
草丈10〜20cm頃に、新芽の先を摘み取り、
わき芽を増やしましょう。

一番花が咲き終わったら、草丈20cmで剪定します。
わき芽が伸びてきて、二番花、三番花が楽しめます。

・植え替え
キキョウの庭植えのものは3年に1回くらい、
株分けも兼ねて植え替えます。

鉢・コンテナー植えのものは、
鉢の中が根でいっぱいになってきて、
鉢の底から根が伸びるようなら植え替えます。

鉢から抜いた株は土をよく落として、
長く伸びた根を切りつめて、
一回り大きな鉢に新しい用土で植え替えます。
植え替えの適期は、3月と10月です。


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気に入ったキキョウは挿し木で増やすと同種類の株ができます


・増やし方
キキョウは、タネまき、株分け、挿し木で増やすことができます。

・株分け
3月〜4月に、株を掘り上げ、
清潔なナイフで切り分けます。
このとき、必ず新芽をつけて植え替えます。
あまり深植えにしないように注意します。

・挿し木
キキョウを長年育てていると株が老化してくるので、
挿し木で増やし更新します。

5月に芽先から茎を5cmほどの長さに切って、
1時間ほど水にさして吸水させ、
湿らせた赤玉土に挿して日陰で管理します。

挿し芽1ヶ月後には日なたで栽培します。
挿し芽の葉が出て生長してきたら、鉢に植え替えて育てます。

・防寒
冬は地上部分が枯れて太い根の状態で越します。
比較的寒さにも強いので、屋外で越冬できます。

まだ種をまいて間もない若い苗や、
花色が白、薄桃色、斑入りの品種は、
寒さにやや弱いので注意します。

腐葉土、わら、もみ殻などを厚く敷きこんで、
簡単なマルチングをして防寒対策をします。

地上部が枯れて何も無くなってしまうので、
ネームタグや目印をつけておくと、
間違えて掘り起こしたりせずに済みます。

・病虫害
キキョウは、乾燥が原因でハダニが葉につくことがあります。
ハダニは水分のあるところには発生しないので、
水やりのときに葉の裏にも水をかけてあげると、
ある程度予防できます。


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群生するキキョウ


■栽培情報

・植える時期 4月〜5月
・土/種類名 赤玉土、砂、腐葉土
・肥料 地植え:化成、元肥
    鉢植え:固形有機、水肥
・肥効時期 4月〜6月、9月〜10月
・水やり 成長期:表面が乾いたらたっぷり
     休眠期:表面が乾いたら

■参考
・キキョウの育て方
・キキョウの摘芯
・キキョウの越冬

>>キキョウの種類とタネ・苗を見てみる
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