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接ぎ木苗は、丈夫で育てやすいです、連作にも強いのが魅力


ナスは、少し大きめな鉢があれば、
少ないスペースで、美味に栽培することができます。
ナスの鉢栽培の方法をご紹介します。



■ナス 鉢の育て方

◎用意するもの
・鉢・鉢底ネット、
・鉢の底に敷く軽石
・用土
・長さ50cm程度の支柱1本、
・長さ150p程度の支柱1本
・誘引するためのひも

などを容易します。

1.鉢と苗の選び方
・鉢の大きさ
直径30cm、深さ30cm以上の大きなものを使いましょう。
1号=3cmですので、10号鉢以上のものを用意します。


たいていの鉢はプラスチックであったり樹脂ですが、
移動がしやすいように、なるべく軽い鉢をえらびます。
 
・苗の数
10号鉢に1苗が基本です。
接ぎ木苗を利用すると、病害虫に強く育てやすいです。

2.用土
・土の選び方
ホームセンターなどで売っている、
元肥が入っている野菜専用培養土を使ってください。


土を自作したい方は、赤玉土3対腐葉土7で、
元肥として化成肥料を規定量入れます。

・土の入れ方
まず鉢底ネットを鉢の穴の部分におきます。
そのあとに底が見えなくなるくらい軽石を入れてください。
その上に培養土を入れます。

この際、鉢いっぱいに入れずに、
鉢の上、2cm程度、あけておいてください。
ここが、ウォータースペースとなります。


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こちらが10号鉢=直径30pのものです、野菜専用培養土を使っています

 
3.水の与え方
ナスは乾燥に弱い植物ですので、
植えた直後は鉢の下から水が滴る程度まで水をあげてください。
その後は水を切らさないように、土の表面が乾いてきたら水やりします。

夏場の水やりは朝の涼しい時間帯に行い、
夏場は様子をみて2回あげるようにすることが大切です。


しかし鉢栽培ではスペースが限られているので、
水をたくさん与えると常に根が水に接している状態になってしまい、
根が腐る原因となるので過度に与えないようにします。

4.支柱の立て方
ナスを植えつけたらすぐに仮支柱(50cm程度のもの)を1つ用意します。
苗を支えるように支柱を立てて、ひもで八の字を書くように軽く結びます。

ナスの一番花が実をつけたら1m程度の支柱に変えます。
支柱の長さは、150p、太さは2pくらいが最適です。

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図は3本仕立ての例です


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2本仕立てにしたナス


2本仕立てなら2本の支柱をX字型にします。
1本の支柱のみで、上から枝の先を紐で吊るす方法もあります。

その後は、枝が伸びてきたら誘引し紐で結びます。
追肥はプランター栽培と同じで良いですので、2週間に1回程度追肥を行いましょう。

*わかりやすいナスの育て方は、
>>ナスの育て方.com
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