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ハンブルクレッドのハイビスカス


6月に入ると、汗ばむような陽気の日もあり、
いよいよハイビスカスの季節がやってきます。


園芸店などでも、鉢花や苗でハイビスカスがたくさん並びます。
色とりどりのハイビスカスが並んでいると、
ついつい見とれてしまい、新しい鉢を増やしたくなる時期です。

6月は5月ほど手入れがたくさんあるわけではありませんが、
生育期でもあり開花期でもあるので、細々とした作業があります。



[ハイビスカスの育て方 6月]


■ハイビスカスの状態

6月のハイビスカスは、葉もたくさん出し、開花が始まる株も多くなります。
調子の良い株では、次々と花を咲かせ、毎日花を楽しむことができるくらいです。

6月の後半になると、梅雨入りする地域も増えていきます。
曇りや雨の日が多い時期ですが、
隙間の晴れの日に太陽の光をたっぷり吸収します。

基本的には雨に当たっても問題ありませんが、過湿が気になる場合は、
軒下など雨の当たりにくい場所に移動させましょう。

晴れている日は、必ず日当たりの良い場所に置いておくようにします。
挿し木や接ぎ木はまだ可能な時期です。


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寄り添って咲くのも豪華です


■鉢植え

・在来系
開花が始まっていることが多く、株によっては多数の蕾をつけ、
毎日開花していることもあります。

水と肥料が切れないように注意しましょう。

土の表面が乾いたら水を与えます。
肥料は、窒素・リン酸・カリが同等のものか、
リン酸が少し多い緩効性の固形肥料を与えます。

蕾をたくさんつけて、花をたくさん咲かせている株は、
固形肥料に加えて液体肥料を1週間〜10日に1回のペースで与えると、
肥料切れの心配がありません。
液体肥料はリン酸が少し多いものを使うのがお勧めです。

・大輪系
基本的には日当たりの良い場所に置きます。
調子の悪い株があれば、雨が何日も続くような時は、
雨をしのげる軒下などに移動させておきましょう。

5月に引き続き、土の表面が乾いたら水を与えます。
リン酸が少し多い緩効性の固形肥料を与えておきましょう。

・コーラル系
購入したばかりの株は、植え付け直後で株も小さいため、
まだあまり蕾もついていないことがありますが、心配はいりません。

できるだけ日当たりの良い場所に置いて、株を充実させてあげましょう。
土の表面が乾いたら水を与え、リン酸が多めの緩効性固形肥料を与えておきます。


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うちの猫はハイビスカスが大好きです


■地植えのハイビスカス

今月いっぱいくらいまでは、苗や鉢から庭への植え替えが可能です。
6月中に植え替えて、真夏までに株を落ち着かせることで、
暑い夏を乗り越えられる体力をつけさせます。

植え付けから1ヶ月ほどは、あまり土が乾かないように水を与えます。
その後は、晴れが続いて土が乾いている場合に水を与えましょう。

本来であれば、植え付けから1ヶ月で根付いて、新しい枝葉を伸ばし始めます。
ところが、1ヶ月を過ぎても枝葉が伸びず、調子が悪いままのことがあります。

その場合は、一度地植えしている場所から掘り上げ、鉢植えに戻して養生させます。


■病害虫

5月に引き続き、アブラムシなどの害虫が発生しやすい時期です。
6月はそれに加え、湿度が上がってくるため、ナメクジの被害が出ることもあります。

こまめに葉の裏や枝の付け根、蕾などの柔らかい部分や、
鉢の内外や裏側などにアブラムシ、ナメクジがいないかをチェックしましょう。
もしついているのを見つけたら、捕殺するか薬剤によって防除します。


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新しいハイビスカスが欲しい季節です


■その他の作業

・花ガラ摘み
ハイビスカスの花は、ほとんどの品種が1日花といって、咲いて1日でしぼんでしまいます。
最近では数日間、開花した状態を保つことのできる品種もあるようです。

花はしぼむと、花ガラがぽとりと自然に落ちます。
だからといって、花ガラをそのままにしておくと、
葉や枝にそのままくっついてしまい、そこから傷むことがあります。

ハイビスカスの花びらは薄く、特に濡れていると周りにくっつきやすくなるので、
花が終わったところは、花ガラを摘んでおくようにしましょう。

花ガラを摘む時は、花茎の根本をハサミで切るか、
爪で折りとるようにして摘むようにします。

・購入株の植え替え
園芸店やホームセンターなどで、
新しく買ってきたハイビスカスは、すぐに植え替えましょう。

3号〜4号の黒ポットで売られている苗はもちろん、
鉢花として売られている株も、植え替えをしておきます。

ハイビスカスは根の生長が旺盛なため、
そのままの鉢で育てていると、水切れを起こしやすくなります。

生育期間中の水切れは、ハイビスカスにとって致命傷になることがあるので、
それを避けるためにも、一回り大きいサイズに植え替えしておくと安心です。

ほとんど根を触らず、根鉢を崩さないように植え替えることで、
その時についている蕾や花が落ちても、回復して新しい蕾をつけるようになります。

■ハイビスカスの育て方 6月のポイント
1.水切れと肥料切れに注意します
2.日当たりと風通しの良い場所で管理します
3.購入株はすぐに植え替えをしておきます 


■参考
・ハイビスカス 咲かない理由と対策
・ハイビスカス 植え替え
・ハイビスカスの冬越し
・ハイビスカスの育て方
・ハイビスカス ベランダの冬越し
・ハイビスカス 室内の冬越し
・ハイビスカスの肥料
・ハイビスカス育て方 12ヶ月
・ハイビスカス 花芽が落ちる
・ハイビスカスの病気
・ハイビスカス 鉢植えの育て方
・ハイビスカス 枯れる
・ハイビスカス 温度
・ハイビスカス 水やり
・ハイビスカス 沖縄の育て方
・ハイビスカスの害虫