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梅雨対策も必要です


6月に入ると、気温が随分と上がり、夏日になることも多くなります。
その反面、梅雨入りして雨が続くと、気温の低い日が続くこともあり、
天気を予測することが難しくなる時期です。

湿気が高くなり、病害虫の発生も多くなるので、要注意な月です。
また、作業をする時は帽子や虫よけスプレーを忘れずに。


意外と汗をかくので、こまめに水分をとるようにし、
植物だけでなく自分もバテないように気を付けましょう。


[6月のガーデニング]


■種まき・球根の植え付け

6月は、夏や秋の花や野菜の種をまくことができます。

・花の種
カンパニュラ、ポピー、ヒマワリ、コスモス、アサガオ、デルフィニウム、ナデシコなど

・野菜の種
ニンジン、セロリ、ササゲ、ミニゴボウなど

・ハーブの種
キャットニップ、ディル、バジル、ミント、ラベンダー、ローズマリーなど

・球根
ダリア、グラジオラス、カンナなど


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夏野菜の生長が楽しみです(トマト)


■苗の植え付け

夏野菜や夏の花の植え付けもまだ間に合います。

・花の苗
ペチュニア、インパチェンス、センニチコウ、アサガオ、
マリーゴールド、アスター、ケイトウなど

・野菜の苗
シシトウ、ゴーヤ、コマツナ、ラッカセイ、サツマイモなど


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ゴーヤは、植え付けましたか?


■剪定

庭木は種類によって、弱剪定するものと強剪定が可能なものがあります。
育てている庭木にどのような剪定が必要なのか、
よく確認してから剪定作業を行いましょう。

・弱剪定
アカシデ、カエデ類、カツラ、キンモクセイ、クチナシ、コデマリ、ヤマブキなど

・強剪定
アベリア、イチイ、イヌツゲ、サツキ、サンゴジュ、ツツジなど


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毎朝、眺められるアサガオ


■梅雨対策

6月に入ると、雨の日が多くなり、中旬になれば梅雨入りするところも増えてきます。
雨が多いと土が乾きにくくなり、湿気た状態が続きます。

湿った土を好む植物であれば問題ありませんが、
乾燥した土が好きな植物にとっては辛い時期です。
植物に合わせた梅雨対策を行いましょう。

・切り戻し、枝の間引き
春の花と入れ違いに植え付けた一年草の花が、一段落する頃です。
枝や葉が伸びた状態で放っておくと、風通しが悪くなり、
ただでさえ湿度が高いのに、さらに株の中心に湿気がこもってしまいます。

この状態が続くと、病害虫が発生したり、
中が枯れこんでしまったりすることがあるので、切り戻しや枝の間引きをしておきましょう。

・軒下へ移動
鉢やプランターなどの容器栽培をしている場合は、
余分な雨が当たらないようにするため、軒下に移動させるといいでしょう。

しかし、軒下でうっかり水やりを忘れてしまうと、
水切れを起こして枯れることがあるので注意しましょう。

・マルチをしてどろ跳ね防止
雨が降った時、どろが跳ねて葉の裏などに付着すると、
土中に潜んでいる菌が侵入して病気になることがあります。

ワラやビニールマルチをしておくことで、どろ跳ねを防ぐことができます。
バークチップなどを使えば、見た目も損ないません。


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ユリの仲間が咲きだす頃です


■春咲き(秋植え)球根の掘り上げ

前年の秋に植えた、春に花を咲かせる春咲き球根が、
そろそろ掘り上げる時期になります。

この時期は、すでに花は終わっていますが、
光合成をして養分を球根に溜めるために、葉は残っている状態です。

6月に入ると、だんだんと葉が黄色く変色してきます。
これは地上部の葉が役割を終えるサインです。

この状態になったら、球根を掘り上げる作業を行いましょう。
種類によっては、必ず掘り上げなければならないことはなく、
数年の間は植えっぱなしが可能な場合もあります。

ただ、植えっぱなしにしていても地上部は夏には枯れてしまうので、
その場所には何も植わっていない状態になってしまいます。

それでも構わない場合は植えっぱなしにしておいた方が楽ですが、
他の植物を植える場合は、球根の整理や状態を見るために掘り上げたほうが無難です。


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球根を整理します


1. 晴れの日が続いて土が乾燥している状態の時に、
球根を傷めないように少し離れた場所にスコップを入れ球根を掘り上げます。

鉢やプランターなどに植えている場合は、
容器ごとひっくり返して、土を手でほぐすと簡単です。

2. 土を丁寧に取り除いて球根を取りだしたら、風通しの良い日陰で乾燥させます。
この時、植物の種類によって乾燥させる具合が違うので注意が必要です。

ムスカリ、チューリップ、スイセンなどは表面が乾いた状態になれば充分です。
アネモネやラナンキュラスなどは湿気が残っていると、
カビたり腐ったりすることがあるので、しっかりと乾燥させるようにします。

3.乾燥させた球根から、葉や根を取り除きます。
乾燥させた後だと、手で軽く引っ張るだけで、ぽろっと簡単にはずれます。

4.ネットなどの風通しの良い袋に入れて、何の球根か分かるようにして、
風通しがよく涼しい場所に保管するようにします。

保存している球根は、余分な湿気や光は不要です。
雨や直射日光が当たらない場所で保管しましょう。


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害虫が発生しやすい時期です(テントウムシダマシ)


■害虫防除

アブラムシの他、イモムシやケムシ系の害虫も増えてきます。
野菜などは防虫ネットをするなどして、卵を産み付けられないようにしましょう。

また、梅雨入りとともに湿度が高くなると、ナメクジ被害が出ることもあります。
庭木や宿根草、一年草などは専用の薬剤を、
定期的に散布することで防除することができます。