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「水やり3年」というのは、ハイビスカスにも当てはまります


ハイビスカスに限らず、植物を育てるうえで水やりは欠かせない作業の一つです。
植物によって、水を吸いあげる力や、水を欲しがる量や時期などが違うため、
すべて同じような頻度や量で水やりをするわけにはいきませんね。

ハイビスカスは元来丈夫な植物ですが、
水の管理を間違えると、最悪のときは枯れてしまうこともあります。

反対に、ハイビスカスの水管理に間違いがなければ、
よほどでない限りなかなか枯れないものです。

ハイビスカスに合った水やりをして、大切に育ててあげましょう。


[ハイビスカス 水やり]


■水を欲しがる時期

ハイビスカスは気温によって、生育旺盛な時と、停滞する時があります。
基本的に15度以上の気温があれば生育するため、春から秋は生育期です。

冬の間は室内に取り込んで世話をしますが、
室温によっては生育のしかたが変わります。

外が氷点下でも、室内で15度以上の気温が確保できれば、
生育しますし、環境が合えば花も咲かせます。

反対に、室内に入れても、室温が低ければほとんど生育しなくなります。

春と秋に主に花を咲かせるため、開花期は水も欲しがるようになります。
夏はバテてしまって開花を休むこともありますが、
気温が高いため土が乾きやすくなります。

冬でも生育していれば、春から秋と同じように水を欲しがります。
同じ冬でも、生育が止まっている状態であれば、あまり水を欲しがりません。


ハイビスカスの生育状態に合わせた水やりをすると元気に育ってくれます。


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ハイビスカス、室内で15度以上の気温で開花できました


■水やりの時間帯

どの季節に水を与える場合も、水やりは午前中に行うのが基本です。
比較的ハイビスカスにとって過ごしやすい春や秋であれば、
午後に水を与えるよりは、午前中の方が好ましいです。

夏は昼間に水を与えると、水を含んだ土が温まり、蒸れやすくなります。
冬は夕方に水を与えると、夜になって冷えるため、避けた方が安心です。


どの季節も、午前中であれば気温が低すぎたり高すぎたりすることもありません。
夕方までにはある程度の水分が抜けるため、夜間に冷えすぎることも減ります。


■基本の水やり

生育期中の基本の水やりは、
鉢植えの場合は土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。

地植えにしている場合は、鉢植えほど水切れの心配がありませんが、
日照りが続くようであれば水を与えるようにします。

鉢植え、地植え、どちらの場合も、水やりは必ずたっぷりと与えるようにします。
表面だけ湿らせたのでは、深い位置の根まで届かず、乾きやすくなります。


特に鉢植えの場合は、新しい空気が土に十分に入らず、
根の生育が悪くなることがあります。

鉢の底から水がぼたぼたと落ちてくるまで与えましょう。
ただし、鉢皿に残った余分な水は、必ず捨てておきます。


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鉢が小さかったり、土の排水性が良過ぎると、夏の水やりの頻度が上がります


■夏の水やり

夏は環境や株の状態によっては、花を咲かせない場合があります。
とはいえ、葉も茂っているので水は蒸散し、気温が高く乾燥も早まります。
水を与える頻度は、基本の水やりと同じです。

土の表面が乾いたらたっぷりと与え、湿っているようであれば水やりを控えます。
また、鉢植えの場合は、鉢皿に残った水を必ず捨てるようにします。
特に夏の間は、溜まった水が温まってしまい、蒸れや根を傷める原因になります。

夏は気温が高いので、土は乾きやすいのですが、
涼しい場所や半日陰の場所だと、日向より乾きにくい場合があります。

毎日の日課として水を与えていると、過湿になり根を傷めることがあります。
土の状態湿り具合をよくチェックしてから水を与えるようにします。


よく乾く環境では、朝に水を与えても夕方には既にに乾いていることがあります。
その場合には、夕方にも水を与えておきましょう。


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水をやり過ぎて、根腐れすることもあります


■冬の水やり

冬になり、室内に取り入れた後は、株の状態によって水やりの頻度が変わります。
室温が高く、冬であっても生育している場合は、
春〜秋と同じように、土の表面が乾いたら水を与えます。

中でも開花を続けている株は、意外とたくさん水を欲しがることがあるため、
土の乾き具合には注意しましょう。

反対に、室温が低く生育が止まっている場合は、やや乾き気味に管理します。
土の表面が乾いても、すぐに水は与えません。

表面が乾いたと感じてから、3日〜5日ほど経ってから水を与えると、
乾燥気味に管理することができます。


夜の冷え込みが厳しくなりそうな日は、
室内であっても土が湿りすぎていると、鉢土の冷えも強くなります。

過湿には十分注意して、乾燥気味に管理することで、
水分を含んだ土が冷えて根を傷めるのを防ぐことになります。

生育中の株も、生育が止まっている株も、水やりをする時はたっぷり与えます。
他の季節と同じように、鉢の底から水が出てくるまで水を与えます。

鉢皿に残った余分な水も、必ず捨てるようにします。
鉢皿に水を残したままにしておくと、
いつまでも土がじめじめとして湿気が高くなり、根を傷めます。

室内が冷え込んだ時、鉢皿に水が残っていると、土を冷やしてしまいますので、
水やりの後は必ず鉢皿をチェックします。

■参考
・ハイビスカス 咲かない理由と対策
・ハイビスカス 植え替え
・ハイビスカスの冬越し
・ハイビスカスの育て方
・ハイビスカス ベランダの冬越し
・ハイビスカス 室内の冬越し
・ハイビスカスの肥料
・ハイビスカス育て方 12ヶ月
・ハイビスカス 花芽が落ちる
・ハイビスカスの病気
・ハイビスカス 鉢植えの育て方
・ハイビスカス 枯れる
・ハイビスカス 温度
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