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大輪(ハワイアン)系のハイビスカス


ハイビスカスには、暑さに強くて寒さに弱いというイメージがあります。
けれど思っているより暑さに弱いところがあったり、
想像より寒さに耐えられる場合があります。

ハイビスカスには3系統あり、暑さと寒さに耐えられる度合が違います。


[ハイビスカス 温度]


■系統別の性質

ハイビスカスには、
在来(オールド)系、大輪(ハワイアン)系、コーラル系の3系統があります。


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・在来(オールド)系
一般的によく見かけるのは在来系です。
大輪系よりも花の大きさは少し小さいです。

花付きが良く暑さにも寒さにも強く、生育も旺盛で育てやすいのが特徴です。
品種改良も進んでいますし、名前のない品種もたくさんあります。


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・大輪(ハワイアン)系=ニュータイプ
大輪系はその名の通り、花が大きく色の種類が豊富な品種群です。
花が大きく、色も鮮やかなので観賞価値はとても高いです。

他の2系統に比べると弱いのが難点です。
暑さも寒さも苦手で、花付きも在来系におよびません。


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・コーラル系
コーラル系は、フウリンブッソウゲの血を引く系統で、
他の2系統とは花の形がずいぶん違います。

フウリンとついているように、垂れ下がるようにして咲いた花は、
他とは違う美しさがあります。

違いは花型だけではありません。
他の2系統に比べると、とても大きくなるのがコーラル系の特徴です。

熱帯地域であれば、庭木として露地植えにされている姿もよく見かけます。
大きくなれば、5メートルを超えることもあるのだとか。

性質も丈夫で生育も旺盛ですが、3系統の中で一番寒さに弱いです。


■耐寒温度

在来系大輪系は、10度〜12度以上を保つことができれば、
株を傷めることがありません。

コーラル系は、寒さに弱いため、
室内であっても15度以上を保つ必要があります。

在来系は3系統の中でも寒さに比較的強いため、
5度くらいまでなら耐えることができます。

とはいえ、霜に当てたり冷たい風に当たり続けると、
落葉するだけでは済まなくなります。

根や枝が傷めば、かろうじて枯れていなくても回復に時間がかかり、
翌年は開花が見込めない場合もあるので注意します。


■耐暑性と開花温度

ハイビスカスが暑さに強いといっても、
何度でも耐えられるというわけではありません。

特に大輪系は暑さに弱いので、風通しの良い明るい日陰〜半日陰に移動させ、
暑い夏の間は開花を休ませる必要があります。

花を咲かせるためには、日照不足を避ける必要がありますが、
大輪系はあまり夏には花を咲かせないため、
株を休ませるのを優先して涼しい場所に移動させておきます。

在来系コーラル系は暑さに強く、
特にコーラル系は真夏での直射日光下でも開花が衰えません。
むしろ夏の間が花の最盛期となります。

在来系は大輪系とコーラル系の中間といったところで、
30度以上の暑い日が続くと、夏バテして開花しなくなることもあります。

できるだけ風通しの良い涼しい場所に置くようにしますが、
どうしても花が見たいという場合は、日当たりを考慮します。

午前中のみ光が当たり、午後から明るい日陰になる場所や、
ずっと光が当たる場所に遮光ネットを設置して陰を作るようにします。

■参考
・ハイビスカス 咲かない理由と対策
・ハイビスカス 植え替え
・ハイビスカスの冬越し
・ハイビスカスの育て方
・ハイビスカス ベランダの冬越し
・ハイビスカス 室内の冬越し
・ハイビスカスの肥料
・ハイビスカス育て方 12ヶ月
・ハイビスカス 花芽が落ちる
・ハイビスカスの病気
・ハイビスカス 鉢植えの育て方
・ハイビスカス 枯れる
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