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今年も咲いたにゃ♪


ハイビスカス、大切に育てていたのに枯れることがあります。
ハイビスカスは本来、毎年花を咲かせることのできる植物です。

枯れてしまった原因と特定して、次に活かしましょう。


[ハイビスカス 枯れる]


■根詰まりしている

ハイビスカスが枯れてしまう原因の中で多いのは、根詰まりでしょう。
管理人も、ハイビスカスを根詰まりで枯らしたことがあります。

寒さに弱いことから、ある程度気温の高い地域以外では、鉢植えで育てます。
鉢植えは根を広げるスペースが、鉢の中しかありません。

鉢の中が根でいっぱいになると、土の量がそれだけ減ってしまいます。
土の量が減ると、水分を溜めておくことができなくなり、
根がうまく水分や肥料成分を吸うことができなくなります。

また、それ以上、根が生育できないなとなると、
根の働きと地上部の枝葉の量がアンバランスになります。

枝や葉の量に比べて根の量が少ないと、
十分な水分や肥料成分を吸いあげることができなくなり、
落葉したり、枝が枯れこむ原因となります。

ハイビスカスは意外と根の生育が旺盛です。
根詰まりのサインが出ていたら、前年に植え替えをしていたとしても、
植え替えをしてあげたほうが生育が良くなります。

鉢の底から根が出ている、土の表面に細かい根が見える、
水はけが悪い、土の表面を押すと硬く詰まっている、
などの状態は、根詰まりのサインですから、植え替えを行いましょう。

植え替えの適期であれば、
根を整理して鉢のサイズを変えずに植え替えすることもできます。

根鉢をほとんど崩さず、一回り大きい鉢に植え替えるのであれば、
真冬を避けていつでも植え替えが可能です。

緊急で植え替えが必要な場合は、
適期を待たずに植え替えた方が、枯れる可能性が低くなります。


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ハイビスカス、3月にこの程度でも、夏には葉も花も一杯です


■水切れしている

ハイビスカスのイメージは、暑さに強いという感じですね。
暑さに弱い植物に比べると暑さに強いですが、乾燥には弱いです。

ハイビスカスは水切れには弱いので、生育中や高温時に水切れを起こすと、
そのまま枯れてしまうことがあります。

また、冬の間は室内に入れても、温度が低ければ生育はほとんど止まります。
冬季は、やや乾燥気味に水の管理をしますが、
うっかり水やりを忘れてしまい、枯れさせることが多いです。

春〜秋までの生育期間中は、土の表面が乾いたら、
鉢の底から水が出てくるまで、たっぷりと水を与えるようにします。

生育が止まっている冬の間は、土の表面が乾いたなと感じてから、
数日後に水を与えるようにしましょう。

水切れを起こしても、葉が落ちるだけで済むこともあります。
水切れしてしまったと感じたら、まずはたっぷりと水を与えて様子を見ましょう。

ただし、水切れを起こしたからといって、むやみやたらに水を与えると、
今度は過湿状態になり、根を傷めることがありあす。
水を与える時は、必ず土が乾いてから与えるようにしましょう。


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気に入った品種は、梅雨時に挿し木をしておくと安心です


■寒さに当たった

ハイビスカスには3つの系統があり、それぞれに耐寒性が少し違います。

ただし、どの系統も、中間地や寒冷地での戸外越冬はとても難しいものです。
秋は天候が変化しやすく、暖かい日の翌日に霜が降りることもあります。

まだ大丈夫だろうと鉢植えのハイビスカスを外に放っておくと、
霜に当たったり、冷たい風に当たって傷むことがあります。

少々葉が落ちる程度で済むこともありますが、
枝先や葉、根などの弱い部分が傷むと、冬越しの難易度が上がります。

またうまく冬越ししても、翌年の生育に影響が出るため、
できるだけ寒さには当てないようにします。

10月頃に、強風の当たらない軒下に移動させるか、室内に取り込みましょう。
軒下に移動させたものも、霜が降りる時期には室内に取り込みます。

また大輪系などの品種は、特に寒さに弱いので、
霜が降りる前に室内に取り入れて冬越しの準備をしておきましょう。


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沖縄のハイビスカス


■過湿状態

土が乾いていないのに無理に水を与えたり、
水やりの後、鉢皿に残った水をそのままにしておくと、過湿になります。

土が常に湿った状態では、根が傷んでしまいます。
夏は蒸れがひどくなりますし、冬は寒さの影響が強くなります。

水やりは何日に1回という間隔ではなく、土が乾いているかどうかで判断します。
また、水はけの悪い土で育てていると、
水やりの頻度を下げても過湿になりやすくなります。

ハイビスカスを育てる時は、水はけの良い土を使いましょう。


■害虫被害

ハイビスカスを育てていると、害虫の被害にあうことがあります。
アブラムシやハダニ、オンシツコナジラミなどが代表的な害虫です。

どちらも体は小さく、見た目に分かるような食害ではないため、
すぐに被害が大きくならないのも厄介です。

アブラムシなどの害虫は、ハイビスカスの新芽や葉から汁を吸います。
汁を吸われた部分は養分が回らず、
色がだんだんと薄くなっていき、最終的には落葉します。

そのまま放っておくと、害虫の数が激増し、落葉するスピードも速くなります。
最終的には葉がすべて落ちてしまい、丸坊主になることもあります。
株自体もだんだんと弱り、最悪には枯死することもあります。

害虫がついているのを見つけたら、捕殺するか薬剤を使って駆除します。
また、予防的に使える薬剤もあるので、そちらを利用するのもお勧めです。


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アブラムシに好かれるので注意します


■枯れていない

枝には葉がなく、新芽も見えないことがありますが、
実際には、まだ枯れていないということがあります。

葉がなくなってしまうと、見た目で枯れてしまったと思い込みがちです。
ハイビスカスは元来丈夫な植物なので、丸裸になったとしても、
根さえ生きていれば再生する可能性があります。

葉がなくなった=枯れてしまったということではないので、
すぐに諦めてしまわずに、栽培管理を続けましょう。

春〜秋の生育期間中なら、午前中は日の当たる半日陰に置き、
冬の間であれば日当たりの良い窓辺に置きます。

そのまま肥料は与えず、土が乾いたら水を与えるようにし、
冬は夜になったら窓から離しておきます。

もし根が生きてさえいれば、適度な水と日照で、
何もなくなってしまった枝から新芽が出てくることがあります。

お気に入りの一鉢を枯らしてしまうのは、とても残念なことです。
最後まで諦めず、世話をすることで、希望が見えてきます。

■参考
・ハイビスカス 咲かない理由と対策
・ハイビスカス 植え替え
・ハイビスカスの冬越し
・ハイビスカスの育て方
・ハイビスカス ベランダの冬越し
・ハイビスカス 室内の冬越し
・ハイビスカスの肥料
・ハイビスカス育て方 12ヶ月
・ハイビスカス 花芽が落ちる
・ハイビスカスの病気
・ハイビスカス 鉢植えの育て方
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