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ハイビスカスは、病気には強い木です


ハイビスカスは病気にほとんどかかることがありません。
どちらかというと、害虫の被害にあうことの方が多いです。

それでも、環境の良し悪しによって病気にかかることがあります。
病気にかかりにくいハイビスカスだからこそ、
病気にかかった時には原因をつきとめ、改善することが大切です。


[ハイビスカスの病気]


■すす病

・症状
葉の表面に、すすのようなものがつき、黒くなる症状が出ます。
症状が進むと、葉の表面をべったりと覆うようになるため、
日光が遮られて光合成ができなくなってしまいます。

症状の出た葉が増えるほど、光合成のできない葉が増えることになります。
そのため、自分で養分を作りだすことのできなくなったハイビスカスは、
徐々に弱っていってしまいます。

すす病の原因となる菌は、ハイビスカスの葉に寄生しているわけではありません。
アブラムシやカイガラムシなどの排泄物をエサとして増えるため、
すす病にかかるのは、何等かの害虫の排泄物が在るということになります。


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アブラムシは駆除します


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カイガラムシもブラシでこそげ落とします


・対策
まずはすす病の原因となる菌のエサである、
アブラムシやカイガラムシの排泄物を付着させないことです。

つまり、アブラムシやカイガラムシなどの害虫を寄せないことが、
すす病の最大の予防策です。


アブラムシやカイガラムシは、数が少ないうちであれば、
薬剤も使わず捕殺したり、歯ブラシで擦り落として駆除することができます。

数が増えてしまった場合は、薬剤によって防除しますが、
カイガラムシは長期にわたって定期的に散布する必要があります。

すす病にかかってしまった場合、
ごく初期の場合は症状の出ている葉のみを摘んで処分します。

殺菌剤を使用すると、一時的に原因菌が死んで症状が進まなくはなりますが、
根本的な治療にはなりません。

害虫の排泄物をなくす=害虫をなくすことが、
すす病の根本治療と言っても過言ではありません。

すす病の原因菌は、直接ハイビスカスに寄生しているわけではないので、
エサである害虫の排泄物がなくなれば、自然と死んでいきます。


死んだ菌はしばらくの間、葉を黒くしたままですが、
上から水をかけるなどしているうちに剥がれて取れていきます。


■立枯病

・症状
水切れを起こしたわけでもないのに、
葉が萎れたようになり、枯れていく病気です。

急速に症状が進んで枯れてしまうことも多いため、
気付いた時には遅い場合がほとんどです。


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ハイビスカスは、風通し良く、水はけ良く育てます


・対策
根や株元付近にできた傷から菌が侵入し、広がって症状を出します。

それまで元気そうにしていた株でも、
突然、萎れる症状が現れて枯れることもあるため、油断はできません。

水はけの悪い土で育てていると起こりやすく、夏の蒸れによっても起こります。
ピートモスなど、粒の細かい用土を使っていると、水はけが悪くなりやすく、
また水分が過剰に残って蒸れが強くなります。

冬の間も、生育が止まっているにも関わらず、水はけの悪い土のまま植えていると、
過湿の状態が続いて立ち枯れを起こします。


ハイビスカスは水はけの良い土で育てた方が、トラブルが少なくて済みます。
植え替えた後、水はけが悪いなと感じたら、
すぐに植え替えをし直して土を改善しておきましょう。

■参考
・ハイビスカス 咲かない理由と対策
・ハイビスカス 植え替え
・ハイビスカスの冬越し
・ハイビスカスの育て方
・ハイビスカス ベランダの冬越し
・ハイビスカス 室内の冬越し
・ハイビスカスの肥料
・ハイビスカス育て方 12ヶ月
・ハイビスカス 花芽が落ちる
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