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楚々として美しいです


■ダイコンの花 食べられる?

ダイコン栽培をしていると、蕾ができ花が咲くことがあります。
アブラナ科の野菜なので、菜の花と同じような感覚で食べることができます。

・食べられる時期
ダイコンも種を残すために花を咲かせます。
葉が生えているところから、花茎が伸びてきて、そのうちに花が咲きます。
花は白くて可憐で、意外とかわいらしいものです。

ダイコンもアブラナ科の仲間のため、
菜の花のように蕾の状態を摘んで食べることができます。

ただし、完全に花が咲いてしまうと、茎の部分も硬くなり、
食感が悪くなるので、食べるのには向かなくなります。

花の部分だけを摘んで、生のままエディブルフラワーとして、
サラダに散らすくらいなら可能です。
蕾が出てきたら、花が咲く前に摘み取って食べるようにしましょう。


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花が咲く前に摘み取って食べます


・食べ方
食べ方は菜の花と同じです。
さすがに生のままだと、茎が硬いので、さっと茹でてドレッシングをかけたり、
胡麻和えなどの和え物にしてもいいでしょう。
すまし汁など、汁物に入れてもおいしいです。

さっと茹でたものをパスタと合わせ、
バターと醤油で味付けした和風パスタもおいしいです。

その場合は、ベーコンやホタテなどの貝類とも相性が良いので、
工夫次第で、さまざまな料理に活躍します。

野草のように天ぷらにしてもおいしいですよ。


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菜の花みたいですね


・切り花にも
花が咲いてしまったものを、食べないという場合は、切り花にすることもできます。
4枚の真っ白な花弁が開いたダイコンの花は、意外と観賞価値があります。
数本を花瓶に挿しておくだけでも、趣があって素敵です。

・花が咲いたダイコンは?
蕾や花の部分が食べられるかどうかは、上記の通りです。
では、主役である根の部分はどうなのかというと、
残念ながら食べられないことが多いです。

ダイコンはトウ立ちをしてしまうと、
可食部分である根の繊維が硬くなり、筋張ってしまいます。

さらにスも入りやすくなるので、皮やその内側がすごく硬くなり、
さらに中心はスが入って食べられる部分が極端に少なくなってしまいます。

まだスが入っていない状態であれば、
皮をかなり厚めに剥けば、食べられることもあります。

■参考
・大量のダイコン、収穫したダイコンを保存する方法

・大量のジャガイモを保存する方法
・ダイコンの栽培|初心者でもおいしく立派に育ちます
・ダイコンの育て方|プランターや容器でもおいしく栽培
・ダイコン 太らない
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