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シロタエギクは丈夫で使いやすい


寄せ植えや花壇を作る時、花苗だけで作ると、
動きが出なかったり、色にまとまりがでにくかったりする時があります。
そんな時に便利なのが、カラーリーフ類です。

中でもシルバーリーフは、繊細な印象ながら冷たくなりすぎず、
寄せ植え全体の雰囲気を良くしてくれます。

シルバーから雪をイメージされることも多いため、
冬の寄せ植えや花壇に使われることも多いですが、

どの季節の寄せ植えに入れても脇役として活躍してくれます。
寄せ植え花壇向きのシルバーリーフを画像とともにご紹介します。 



■シルバーリーフ 寄せ植え花壇向き一覧


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・アサギリソウ(silver mound artemisia)
キク科の常緑多年草です。
細い葉が密に茂って、見た目も感触もふわふわしています。

葉が細かいため、風が吹いたり見る角度を変えたりすることで、
光の加減が変わっておもしろいです。

草丈も15cm〜40cmと、あまり高くありません。
生育もゆっくりめなので、寄せ植え、花壇にも適しています。
多湿の環境が苦手なので、水はけの良い土を使うようにします。


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・エレモフィラニベア(silky eremophila) C)千草園芸
ハマジンチョウ科の常緑多年草です。
何年も育てていると、下の方から木質化してくるので、
低木扱いになっている場合もあります。

スラッと縦に長い印象があるので、スッキリ見せたい時に便利です。
株全体に白いうぶ毛のようなものが生えているので、
遠目から見るとほとんど真っ白に見えます。

葉が細くて短いので、見た目は白いローズマリーといった感じです。
春になると薄紫色の花を咲かせます。

苗として売られている時は、20cmほどと背も低いですが、
成長すると120cmほどにまでなるので、
1シーズン終えた寄せ植えは、個別に植えることをおすすめします。
乾燥には強いですが、多湿に弱いので注意しましょう。


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・サントリナ(santolina) C)ハーブティー専門店 e-ティザーヌ
キク科の常緑低木です。
低木といっても、こんもりと茂るので、20cm〜60cmほどにしかなりません。
その分、横に広がりやすいので、
大株にしたい場合は、株間をあけて植えましょう。

葉には独特の香りがあり、虫除けの効果があると言われています。
グリーンに白を吹き付けたような色合いなので、雪をかぶったように見え、
冬の寄せ植えにはおすすめです。

仕立て方により、小型のコニファーのようにできるのも面白いところです。
夏に小さくて丸い黄色の花を咲かせます。

派手な印象はありませんが、小さな花がぽんぽんと咲いている姿は、
とてもかわいらしいです。


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・シクラメン(cyclamen)
サクラソウ科の多年草です。
シクラメンといっても、室内で観賞するタイプのものは、
耐寒性が低いため、外に置くための寄せ植えには適しません。

寄せ植えの使うのであれば、小型のガーデンシクラメンや、
耐寒性の強い原種のシクラメンがおすすめです。

シクラメンは葉に白い斑が入りますが、葉全体がシルバーカラーのものもあります。
個体差もあるため、お気に入りの葉色を見つける楽しみがあります。
花も同時に楽しめるのも嬉しいところです。

花壇では、花や葉の手入れがしやすいところに植えましょう。


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・シルバーレース(silver lace)
キク科の常緑多年草です。
シロタエギクによく似ていて、混同されていることもありますが、
葉の切れ込みがシルバーレースの方が深く、細かいです。

レースと名がついている通り、葉に入った切れ込みが細かく、繊細な印象があります。
菊らしい白い花を咲かせますが、
花をたくさん咲かせると株が弱るため、切り取るのが基本です。

やや寒さに弱いところがあり、強い霜に当たると枯れてしまいます。
寒冷地では霜よけなどをする必要があります。


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・シロタエギク(dusty miller)
キク科の常緑多年草です。
白くて短い毛が、全草にびっしりと生えているため、かなり白っぽく見えます。
シルバーレースに比べると、葉の切れ込みが浅いので、少し丸い印象があります。

黄色い花を咲かせますが、体力を消耗して株が弱るので、
あまりたくさん咲かないうちに切り取るようにします。

シルバーレースよりも寒さに強く、丈夫な上、流通量も多いです。
高温多湿により、株元が蒸れたりして色が悪くなることがあるので注意します。


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・セラスチューム(snow in summer) C)あなたの街のお花屋さんイングの森
ナデシコ科の常緑多年草です。
カーネーションのように細い茎に、細長い葉が生えます。
株全体が白っぽく、茎が細いので少し繊細に見えます。

茎は細いですが、硬めなのできちんと立ちます。
初夏にはハート型の花びらが5枚ついたかわいらしい花を咲かせます。

うまく育てれば大株になり、花数も増えますが、
高温多湿に弱いため、夏に枯れてしまうことが多いようです。
そのため、本来は多年草なのに一年草として扱われることもあります。


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・ディコンドラ(silverleaf ponysfoot)
ヒルガオ科の半常緑多年草です。
霜に当たったりすると、葉が傷んで地上部が枯れることがありますが、
上手に管理すれば常緑となります。
細いつるに丸い葉がかわいらしいです。

ディコンドラにはいくつか品種があり、
中でもシルバーフォールズは、美しいシルバーリーフです。

つるが伸び、鉢の縁から垂れ下がるので、
寄せ植えや花壇では前方や横に植え、伸びたものを垂らすと素敵です。
乾燥と日当たりの良い場所を好み、多湿には弱いです。


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・ヒューケラ(coralbells)
ユキノシタ科の半常緑多年草です。
寒冷地などでは、冬の間に地上部がなくなることがありますが、
春になるとまた新しい葉が伸びてきます。

ヒューケラはシルバーに限らず、様々なカラーがあります。
シルバー系も、オーソドックスなグリーンに白を乗せたようなものから、
赤や茶の葉に白を乗せたようなものまであります。

改良されて暑さに強い品種もありますが、それでもやはり夏の暑さは苦手です。
できれば夏の間は、午前中だけ日が当たるような、
半日陰の涼しい場所に置いてあげましょう。


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・プラチーナ(cushonbush) C)あなたの街のお花屋さんイングの森
キク科の常緑低木です。
葉が小さく、茎だけが方々に伸びているように見え、少し不思議な感じがします。
背が20cm〜50cmとあまり高くならないので、
寄せ植え、花壇でも前方に植え、隙間を埋めるのに便利です。

枝がよく分かれるので、少し横に広がりながら育ちます。
乾燥には強いのですが、寒さに少し弱いため、
冬の間は軒下など、霜の降りない場所で管理しましょう。


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・ブルンネラ(silberian bugloss) C)園芸ネット プラス
ムラサキ科の宿根草です。
冬は寒さに当たると地上部が枯れてしましますが、
暖地などでは葉が残った状態で越冬することもあります。

春になると新しい葉を展開させ、夏には立派な葉を茂らせます。
寄せ植えにするには少々大型に見えますが、
購入したばかりの小さな苗なら、ワンシーズンは寄せ植えでも耐えられます。

直射日光があまり得意でないため、半日陰くらいの場所が適しています。
春にはブルーの小花を咲かせ、開花時期も観賞価値があります。

流通しているいくつかの品種のうち、ジャックフロストという品種は、
美しいシルバーリーフをしています。

株全体が白いわけではなく、葉の表面が白く、
縁と葉脈の部分だけが明るいグリーンなので、とても個性的です。


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・ユリオプスデージー(euryops daisy)
キク科の常緑低木です。
日本では冬を代表する草花の一つとして親しまれています。
冬の間も花を咲かせる貴重な植物です。

株全体が白っぽいシルバーカラーで、
花は黄色い菊らしい花が咲くので、よく目立ちます。

苗として販売されている時から、60cmほどの高さがあるので、
大型のコンテナ、花壇などに寄せ植えする時には、存在感もあっておすすめです。
とても丈夫で耐寒性も強いので、初心者の方でも育てやすいです。


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・ラベンダー(lavender)
シソ科の常緑多年草です。
ラベンダーにも品種がたくさんあり、
葉や茎の色が緑の強いものと、シルバーカラーのものとがあります。

シルバーサンドや、シルバーアヌークなどの品種が、美しいシルバーカラーをしています。
特にシルバーサンドは、耐暑性も耐寒性も強く、
オーソドックスな品種に比べると、蒸れにも強いのでおすすめです。

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・ラムズイヤー(lamb’s-ear)

シソ科の常緑多年草です。
株全体に、柔らかい毛がびっしりと生えているため、
見た目も柔らかな雰囲気があります。

触ると、葉が肉厚なためかふわっとしていて、
指をすべらせるとビロードのような手触りがあります。
春や秋に販売されている苗を見ると、小さいものが多いですが、
育てば80cmほどの高さになります。

高温多湿が苦手で、夏越しが少し難しいのが難点です。
初夏にピンクがかった薄紫の花を咲かせます。

■参考
・春の花壇作り
・夏の花壇作り
・秋の花壇
・冬の花壇
・花壇 種類 画像つき
・冬に長く咲く花 画像付き