
みょうがの花と地下茎

みょうがの花が咲く前に収穫
みょうがは、あまり土壌を選びませんので、育て方が楽で、
料理の薬味に自家栽培みょうがは、とても新鮮です。
香りが良く歯あたりもシャキシャキで、とっても美味です。
みょうがの植え付けの適期は1月〜4月です!
■みょうがの育て方 栽培方法
・植え付け場所
みょうがの栽培は、半日陰で、
夏の高温と乾燥が避けられる場所にすると、良く育ちます。
みょうがは、地下茎でどんどん増えていくので、
地植えにするときは、
他の植物に影響を与えないような場所にします。
乾燥しやすい場所での育て方のポイントは、
乾燥と雑草が生えるのを防ぐために、
落ち葉や稲わらなどを敷くことです。
・土の準備
植える場所が決まったら、
1週間、できれば1ヶ月くらい前までに、
腐葉土、堆肥、石灰を少しまいて、
じゅうぶん耕しておくと育ちが良いです。
みょうがは、大き目の深い鉢、
プランターでも栽培できます。
・植え付け
みょうがは、芽のついた地下茎を植え付けます。
地下茎は、2、3月に園芸店、ホームセンターで売っています。
知り合いのかたから、譲っていただくのも良いですね。
みょうがの植え付けの適期は、1月〜4月で、
5cmくらいの深さに、
地下茎に芽を4〜5個つけて植えます。
複数、植える場合は、株間は10〜20pくらいです。
苗を植える場合は6月頃が良いですが、
収穫は翌年からとなります。
・追肥
みょうがの芽が伸びてきたら、
化成肥料を軽く追肥してやります。
11〜1月には、根茎の部分一帯に、
落ち葉を敷き詰めます。
さらに米ぬか、あるいは鶏糞と草木灰を、
2つかみほど与えます。
3月には、化成肥料を、
芽だし肥として、軽く与えるとよく育ちます。
・収穫
みょうがは、8月〜9月頃に、
地下茎に花蕾ができ地上に出て開花します。
花蕾の頭が地上にでかけたところを収穫します。
これが一般的に栽培され、
売られているみょうがですね。
・植え替え
みょうがは、1回植えつけると、
3〜4年は、そのままでも収穫できます。
しかし、だんだんと根茎が混み合ってくると、
収穫量は少なくなります。
3〜4年に一度は、適当な間隔で根茎を掘り起こし、
空地を作るか、植え替えをしましょう。
みょうがは連作が苦手ですから、
新しい場所や用土に植え替えます。
■みょうがの食べ方
薬味として、冷奴、そば、、そうめん、
うどん、冷麺、味噌汁に。
また、酢の物、サラダ、天ぷら、ごまあえなどなど。
漬物にしても美味で、塩漬け、糠漬けにするのも、
清涼感があって美味しいです。
◎みょうがたけ
みょうがたけたけも旨いです。
初夏に、みょうがの芽が出始めたら、
それにバケツをかぶせて、
日光をあてずに軟化させて30〜40センチにすると、
おしゃれで美味なみょうがたけになります。
みょうがの実と同じように使えます。
■参考
・みょうが プランター 栽培
・ミョウガダケ(茗荷筍)の育て方と食べ方
・ミョウガの保存方法
・山椒の育て方
>>ミョウガの苗を見てみる