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ナンテン(南天)は、鉢植えでも比較的育てやすい木です


庭や、ナンテンを植えるスペースがなくても、
鉢植えにしてベランダなどでも育てることができます。

ナンテンを鉢植えで、元気に育てるコツがありますので、
どうぞ参考にしてみてください。



[ナンテン 鉢植えの育て方]


■用土

ナンテンはあまり土質を選びません。
鉢植えには、やや水はけの良い土が適しています。

市販されている一般的な培養土でじゅうぶんです。

もし自作するのであれば、
小粒の赤玉土4と腐葉土3と黒土3を混ぜたものが良いでしょう。

ナンテンは少し湿った土を好むため、
赤玉土と腐葉土だけでは水はけが良すぎる場合があります。

黒土を入れることで水もちがよくなるので、
自作する場合はできるだけ加えることをお勧めします。



■水やり

ナンテンは少々湿った土を好むため、乾燥に弱いところがあります。
しかし、常に湿った場所だと、根腐れを起こすことがあります。

地植えにした場合、根付いた後は水やりの必要があまりありませんが、
鉢植えでは、水やりの頻度に気遣ってあげましょう。


鉢植えは、地植えに比べると土の量も少ないので乾きやすいです。
土の表面が乾いたら、鉢底から水が出るまでたっぷりと水を与えます。

特に夏場は気温が高く土が乾きやすくなるので、水切れに注意します。

冬は、夏とは反対に土が乾きにくい季節です。
土の表面を確認し、まだ湿っているのなら、水やりの必要はありません。

多少湿り気に強いといっても、常にじめじめとした状態では根が傷みます。
また、湿った土は夜間の寒さで凍ってしまうことがあります。

土が乾燥してから水を与えるようにし、
水やりは午前中に済ませておくようにしましょう。


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これぞお正月!


■肥料

鉢植えにしていると、地植えよりも肥料分が流れ出やすくなります。
元肥として、用土を自作する場合、緩効性肥料を規定量混ぜ込みます。

ナンテンは、多肥を好みませんが、春には追肥をしましょう。
窒素・リン酸・カリの、リン酸とカリが少し多めの肥料を与えます。


■植え替え方法

鉢植えの場合、根が育つスペースに限りがあるため、
何年かに一度、植え替えが必要になります。

鉢の大きさや生育スピードにもよりますが、
2年〜3年に1回くらいのペースで植え替えます。


鉢底から根が見えたり、土の表面に細かい根が見えている場合は、
すでに根がいっぱいの状態なので、植え替えが必要になります。

植え替えは寒さが和らいだ3月〜4月が適期です。
それまで植えていた鉢より、一回りか二回り大きい鉢に植え替えます。

植え替える時に、元肥入りの培養土を使うか、
用土に化成肥料を元肥として入れておくようにします。

もし株が大きくなり、それ以上鉢を大きくしたくない場合は、
株分けを行うと良いでしょう。


株分けは植え替えと同じタイミングで行います。
株元の幹の分かれ目から、1つの株に枝を4本以上つけ、
ナイフやハサミを使って株を割ってから植え付けます。

根付くまでの1ヶ月ほどは、明るい日陰で栽培します。

株分けをすることで、根鉢が小さくなるため、
元の鉢にまた植えられるようになります。


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紅白南天(コウハクナンテン) 12号 C)千草園芸 ←良い苗木が揃っています
*ナンテンは地際から何本もの枝が伸びます


■夏越し

乾燥に弱いナンテンは、夏に水切れを起こして、
根を傷め、突然枯れてしまうことがあります。

花や実を多くつけさせるためには、
できれば半日陰以上の日当たりで育てますが、夏の間だけは別です。

午前中だけ日の当たる半日陰〜明るい日陰の場所に鉢を移動させましょう。
移動が難しい場合は、遮光ネットなどで午後から日陰になるように調節します。 


夏の西日は強烈なので、絶対に当てないようにします。

また、根鉢の部分が日に当たると、
それだけで鉢の中の土が高温になり、乾燥が早まり根が傷みます。

二回りくらい大きい鉢に、
ナンテンが植えられている鉢をそのまま入れて二重鉢にします。

二重鉢にすることで、ナンテンの鉢に直接日が当たらなくなるので、
温度上昇を和らげることができます。

■参考
・ナンテンの育て方、栽培方法
・ナンテンの実がならない理由は?
・南天とは?
・白南天の育て方
・南天 花が咲かない
・お多福南天の育て方
・ナンテン 室内で育てられる?
・ナンテン 種からの育て方
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