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チューリップ、素敵な寄せ植えにできますね


[チューリップ 寄せ植え]


球根植物は寄せ植えが、しにくい感じがしますが、
チューリップの寄せ植えを作るコツが分かればだいじょうぶ!
花壇や鉢、プランターなどコンテナーに作ってみませんか?

*チューリップ球根は、紅葉が終わる頃=霜が降りる前まで植え付けられます。
また1月くらいから芽だし球根が売られるので利用すると便利です。



■チューリップ 寄せ植えのコツ

チューリップの寄せ植えを作るのは、
いくつかのポイントを抑えれば、
初心者の方にも美しい寄せ植えを作れます。


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色もじょうずに使います


1. 開花した時をイメージして
チューリップは、球根を秋に植え付けて春に花を咲かせます。
そのため、寄せ植えを作った直後は、
チューリップには葉も蕾もありません。

球根だけが地中に埋めてある状態になるため、
複数の苗を寄せ植えにするより、完成形が想像しずらいです。

ただ、その分開花した時にどうなるのかを、
楽しみに待つことができます。

植え付けた時と、チューリップが実際に開花した時と、
イメージや雰囲気を変えられるのも、
チューリップの寄せ植えの魅力です。


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大人っぽい組み合わせもできます


2. 高さと開花時期で品種選び
チューリップは春に花を咲かせますが、
品種によって、花を咲かせる時期が少しずつ違います。

3月〜5月と開花時期が異なるため、
早く咲く品種と遅く咲く品種を一緒に植えると開花時期がずれます。

植え付けたチューリップが、
同じ時期に咲いてほしい場合は、開花時期が同じ品種を選びましょう。

反対に、開花時期の違う複数の品種を植え付けると、
長い間チューリップを楽しむことができます。

開花時期が違うのと同じように、背丈も品種によって様々です。
原種チューリップのような背の低いものから、
スラッとした背丈の高いものまで色々です。

どの品種がどれくらいの背丈になるかは、
球根のラベルなどの記載されていますので、
よく確認して購入するようにしましょう。


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開花時の丈も計算に入れましょう


3. 鉢の深さは?
チューリップの寄せ植えを作る時、
球根類だけを植え付けるのであれば、普通鉢の深さのもので十分です。

ただ、ダブルデッカーなど、球根と苗の両方を植え付ける時は、
鉢に深さが必要となります。
できれば30cmくらいの深さがあると安心です。


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ダブルデッカーの場合は、深いコンテナーが安心です


4. 置き場所は?
チューリップは、一定期間寒さに当たらないと、春に花を咲かせません。
そのため、作った寄せ植えは、必ず屋外で管理するようにします。

風通しと日当たりの良い場所に置き、
地表の花苗が枯れないように管理していれば、
春までに、チューリップが芽吹き花を咲かせます。


■チューリップの種類
チューリップにはたくさんの品種が存在し花の形も様々です。
同じ花の形でも、色によって雰囲気が変わります。

自分好みの花型と色のチューリップを探してみましょう。


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◎普通咲き(一重咲き)
一般的によく見られる花形です。
最近では、濃い赤や紫など、シックな雰囲気の品種もあるので、
シンプルで大人っぽい寄せ植えにも向いています。。

また、白やピンク、黄色などの基本色で色を混ぜて植え付けたり、
ゴージャスな品種の合い間に植えると、引き立て合うことができます。


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◎八重咲き
バラや芍薬、牡丹のように、たくさんの花びらが集まった花形です。
花びらの枚数が多いため、見栄えがしてゴージャスです。

花全体がコロンとした丸い形になることが多いので、
色の薄いものはとっても可愛らしい印象になります。


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◎ユリ咲き
ユリのように、先端が細くなり、少し開き気味に咲く形です。
上から見ると普通咲きよりも少し開いているため、印象が違って見えます。
横から見ると、スラッとしていてすっきりとした雰囲気があります。


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◎フリンジ咲き
花びらの縁に細かい切れ込みが入っている形です。
咲き具合は、普通咲きと同じような形ですが、
花びらの縁がひらひらとして、豪華な印象です。


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◎パーロット咲き
花びらの縁に切れ込みがあり、波打っています。
フリンジ咲きに似ているようで似ていないのが、このパーロット咲きです。

パーロットとは、オウムという意味で、
パーロット咲きの花びらがオウムの羽に似ているために名づけられました。

かなり個性的な形をしているので、敬遠されることもありますが、
うまく使うことができれば、寄せ植えの完成度も高くなります。

◎ジョーゼット咲き
花形というよりは、株全体の状態になりますが、
一般的なチューリップと違い、房咲きになります。
1本の枝から複数の枝が伸び、先に花がつくのでボリュームが出ます。


■ダブルデッカー

地中にチューリップの球根を植え、地表に花苗を植えて、
2層にした状態の寄せ植えを、ダブルデッカーと呼びます。

冬の間は、地表に植えた草花を楽しみ、
春になるとそこにチューリップが加わると、一気に賑やかになります。


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ダブルデッカー作成中


■チューリップの植え方

・株間と深さ
チューリップの基本的な株間と深さの目安は、
原種系以外は、どの品種でもほとんど同じです。

球根2つ分の株間をあけ、球根3つ分の深さに植えるということです。
球根3つ分の深さとは、球根の上に球根2つ分の厚さの土が乗る状態です。

チューリップ単体で植え付ける場合は、
もう少し浅植えにしても問題ありません。

ダブルデッカーにする場合は、地表の苗が根を広げる分も考慮し、
深さは、さらに3pほど深くしておきましょう。


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球根選びも楽しいですね。

・皮をむく
チューリップを植え付ける時、球根の表面の皮をむいてから植え付けます。
皮をむくことで、早く芽を出すことができます。

ただし、中には皮がむきにくいものがあります。
無理に皮をむこうとして傷つけてしまうと、
傷みの原因になるため、無理にはむかないようにしましょう。

・植える方向を揃える
チューリップの球根を植えから見ると、
平らな方と膨らんでいる方とがあります。

球根の方向を同じにすることで、葉が伸びる方向も同じになり、
葉同士が干渉したりするのを防ぐことができます。


■チューリップと相性の良い植物


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・パンジー、ビオラ
冬の花の代表であるパンジーとビオラは、花の形や色がとても豊富です。
花の大きさも種類が多いため、
どのようなチューリップにも、似合う品種が見つけられます。

花期も長く、管理に手間もかからないので、初心者の方にもお勧めです。


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・ムスカリ
チューリップと同じ球根植物です。
春に白や青、紫の花を咲かせます。
葉が細く、全体的に背丈が低いので、
外側に植え付けておくと、途中から雰囲気が変わり楽しめます。


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・アリッサム
花色が白、赤、紫、ピンク、オレンジなどあります。
這うように広がるので、鉢の手前側に植えておくと、
春には鉢の縁からこぼれるように広がります。

開花がピークになる頃には、株全体が花で埋まるので、
チューリップに負けない見応えがあります。


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・グラス類
細いラインが魅力的なグラス類は、1株入れておくと、
寄せ植えに動きが出て、拡がりのある雰囲気が作れます。
常緑で寒さに強いものを選んで、冬の庭を彩りましょう。


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ヒヤシンスと


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スイセンと


■参考
・チューリップが冬に発芽したら?