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ハボタン、冬から春に楽しめる花壇です


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様々な植物を植えこんだ花壇は、とても見栄えがします
ハボタンは、間株を狭くした方が豪華に見えます


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失敗例 どの花も間株が広すぎて高低差もなく寂しげですね


冬から春の間、落葉樹は葉がなくなり、宿根草も地上部がなくなります。
少し寂しくなりがちな花壇を、華やかにするのがハボタンです。

ハボタンは葉を楽しむ植物でありながら、
その株姿は大きな花そのものにも見えます。

和風の雰囲気はもちろん、洋風にも合わせられ、
苗の価格も高くないのが嬉しいですね。

個性的なハボタンの品種もあるので、
ぜひ観賞期間の長いハボタンの花壇を作ってみてください。


[ハボタン 花壇]


■ハボタンの花壇を作るコツ

・まずはデザイン
ハボタンを中心とした花壇を作るなら、
一度デザイン案を描いてみるようにしましょう。


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植え付けデザイン案


花壇や寄せ植えは、デザイン案を描いてみるだけで、
視覚的に把握できるようになるため、頭の中が整理できます。

花壇の場合、寄せ植えよりも広くなることが多いです。
頭のなかで考えたイメージだけだと、
実際に植え付けた時に、イメージ通りになりにくいです。

その点でもデザイン案があると、
どの苗をどこに、どのくらいの間隔で植え付けるのかが、
視覚的にわかりやすいです。

こんな花壇にしたいというイメージ案を、
ペンや色鉛筆などを使って、描いてみるようにしましょう。


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高低差をつけると見栄えも日当たりも良いです


・高低差
ハボタンには背の低い矮性種と、背の高い高性種に分けられます。
テーマとなるハボタンに合わせる植物を選ぶ時、
高低差が出るようにすることで、
奥行の狭い花壇でも、奥行を広く見せることができます。

後ろから手前にかけて、だんだん背が低い植物を配置することで、
どの植物も無駄なく見せることができます。

また、背の高い植物の足元を隠すように、
背の低い植物を植えることで、見せたくない場所を隠すこともできます。


■ハボタンと相性の良い植物


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・ハボタン(ornamental cabbage) 3苗入って210円!
ハボタンに最も合う植物は、同じハボタンです。
日本でも古くから親しまれている植物ですが、
現在では、品種改良も進み、ハボタンの品種は多くあります。

色は白、薄いピンク、薄い紫、紫、黒に近いような濃い紫まであります。
葉の形も、丸葉、ちりめん、切れ葉とあり、
品種によってフリルの入り具合や切れ込み具合が違います。

大きさも大小さまざまで、組み合わせ方は無限です。
花壇のスペースが広い場合は、色や葉の形の違うハボタンを使って、
模様や文字を模して配置しても面白いです。


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・パンジー、ビオラ(Pansy,Viola)  
パンジー、ビオラは、秋の終わりから春までの長い期間、
花を楽しむことができる植物です。

花の大きさや形、色がとても豊富なので、
同じ品種のハボタンを数株まとめて植えた場合、
周りに植えると動きと華やかさが増します。

こんもりと茂るので、高性種のハボタンの足元に植えると、
ハボタンの株元を隠し美しい花壇が作れます。


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・カルーナ(Calluna vulgaris)
カルーナは常緑の低木ですが、
夏の暑さに弱いので、一年草とする場合もあります。

細長いシルエットに、細かい葉がびっしりとついています。
常緑なので落葉することはありませんが、
寒くなってくると、紅葉が楽しめます。

どうしても丸いイメージになりがちなハボタンに、
細長く繊細なカルーナを合わせることで、動きが出ます。


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・ノースポール(North Pole) 
白い花びらの小菊のような花を咲かせる植物です。
冬の間は、地域によっては開花が休むこともありますが、
春になったらまたたくさんの花を咲かせるようになります。

パンジーやビオラと同じように、
こんもりと茂るように育ち広がりすぎることがありません。

パンジーやビオラよりも花の丈が少し高めに出るので、
あまり背丈を出さずに、縦の印象を強くする時に便利です。


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・ストック(Matthiola incana)
ストックは、背の高い植物で、
長い花茎にたくさんの蕾をつけ、花を咲かせます。

冬の間は開花はしませんが、春になると次々と花を咲かせます。
びっしりとついた蕾が満開になった時は、とても見応えがあります。

花には一重のものと八重のものがあるので、
求める雰囲気や好みに合わせて選ぶことができます。


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・ヘデラ(Hedera)
和風のイメージが強いハボタンですが、
ヘデラのような洋風の葉物もよく合います。

ヘデラには、明るいグリーンや濃いグリーン、
斑入りの品種などがあるので、好きな品種を選べます。

柔らかい枝(つる)を伸ばしながら育つため、
花壇の縁に植えておくと、自然と地面を這って広がります。

花壇に高さがある場合、縁から垂らすようにすると素敵です。
ストックやカルーナのように、上方向の縦に伸ばすのではなく、
下方向の縦に伸ばして、高低差をつけることができます。


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・球根類
秋植えの球根を仕込んでおくと、楽しいサプライズを楽しめます。
スイセン、チューリップ、アネモネなど、
背丈の出る球根類を後方に植え付けておくと、春先に芽が出て花が咲き、
一気に花壇の雰囲気を変えることができます。

スイセンは品種によって、年末年始から開花が始まるものもあるので、
組み合わせ方で、球根植物を時間差で楽しむこともできます。

■参考
・ハボタンのプランター栽培