
ハボタン(葉牡丹)は、大きく分けて5つの系統に分けられます
ハボタンは、5つの系統以外にも、仕立て方や育て方によって、
普通のハボタンとは違う姿に作ることもできます。
■ハボタンの種類

・丸葉系
丸葉系には、東京丸葉系と大阪丸葉系とがあります。
東京丸葉系は、古くは江戸時代から栽培されている品種で、
キャベツのような丸い葉の、最もオーソドックスな形をしています。
その東京丸葉系とちりめん系を、
かけ合わせて作られたのが、大阪丸葉系です。
ちりめん系とかけ合わせているため、
東京丸葉系に比べると、葉の縁が少し波打っています。

・ちりめん系
丸葉系に比べ、葉の縁が細かく波打っていて、フリル状になっています。
フリルができる分、葉に厚みが出るので、
丸葉系よりもぎゅっと詰まった印象になります。
ちりめん系のハボタンは、名古屋で古くから栽培されていたため、
名古屋ハボタンとも呼ばれています。
鉢植えで育てられることが多かったようですが、
今では寄せ植えや花壇にも植えられています。

・切れ葉系(さんご系)
葉に深い切れ込みが入ったハボタンで、
丸葉やちりめんとは全く違った雰囲気を醸し出しています。
ロシアからきた切れ葉のケールと、
丸葉系のハボタンをかけあわせてできたものに、
さらに丸葉系のハボタンをかけ合わせてできた品種です。
普通のハボタンに比べ、切れ込みも深く、葉も細いので、
スタイリッシュで繊細な印象です。

・高性系
名前の通り、草丈60〜70cmと、高くなる品種です。
バイカラートーチ、初紅、冬紅、初夢などが有名です。
主に切り花に使うために栽培される品種ですが、
花壇や寄せ植えの後方に植えて楽しむこともできます。

・ミニハボタン
ミニサイズのハボタンのことですが、ミニハボタンには2種類あります。
1つは、通常よりも小さく育つハボタンのことです。
種も販売されていて、袋にはミニハボタンと書かれていることが多いです。
育て方は普通のハボタンと同じですが、小さく育ちます。
もう1つは、普通のハボタンを小さく仕立てたものです。
ハボタンは、株間や根が伸びる範囲を狭めることで、
株を小さくする性質があります。
その性質を利用して仕立てたのが、ミニハボタンです。
通常は3号ポットに1株育てますが、ミニハボタンの場合は、
3号ポットに複数の株を育てます。

人気の踊りハボタン 京舞妓 C)ガーデニングクラブことぶき
◎踊りハボタン
まれに、ホームセンターや園芸店などで、
踊りハボタンの苗が売られていることがあります。
この踊りハボタンとは、普通のハボタンを夏越しさせて仕立てたものです。
ハボタンは、通常初夏になるとトウ立ちをしてしまいます。
そのまま放っておくと枯れてしまうことがほとんどのため、
一般的には一年草として扱われています。
花を切ると新しい芽が伸びます
ところが、トウ立ちした時に、花茎を切り取ります。
すると新しい枝が伸びてきます。
枝数は株の大きさや仕立て方で増減しますが、
残した枝先に葉が出て、小さなハボタンがついた状態になります。
このように、踊りハボタンは特別な品種があるわけではなく、
育て方や仕立て方が、普通のハボタンと少し違っているだけなのです。

いろいろな品種を合わせると、おしゃれな花壇、寄せ植えになります
■参考
・ハボタンのプランター栽培
・ハボタン(葉牡丹)の育て方|年末年始の購入株を毎年楽しもう♪
・ハボタンを簡単に増やす方法は?
・踊り葉牡丹の育て方は?
・ミニハボタンの育て方
・ハボタン 寄せ植えのコツ|合わせやすい植物たち
・パンジー 寄せ植えのコツ|合わせやすい植物たち
・ガーデンシクラメン 寄せ植えのコツ
・クリスマス 寄せ植えのコツ
・ハボタンの害虫対策
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