
タマネギを元気に立派に育てよう!
タマネギの苗を購入したけれど、
植え付け時期にはまだ少し早かったりすることがあります。
また、ネットで苗の予約注文をすると、早めに到着することがあります。
タマネギの苗は植え付けが早すぎると、
トウ立ちしてしまったりして生育に支障が出ます。
適期に植え付けるため、苗を保存しておく必要があります。
タマネギは生命力が強く、苗も丈夫なので、
ある程度の期間であれば保存しておくことができます。
保存方法はいくつかあるので、
環境や都合に合ったものを試してみてください。
保存期間の目安は、だいたい1週間までです。
■タマネギ 苗を保存する前に
苗を保存する時、まずやっておくことは、
束ねている紐やテープなどをはずすことです。
束ねたままのほうが、立てやすくバラバラにならず便利に感じます。
しかし購入時に束ねられたものは、苗が抜けないようにきつく縛られています。
そのため、そのままの状態で何日も保存していると、
その部分がすれて傷んだり、でこぼこになってしまったりします。
一度束ねているものをはずし、保存方法によって、
もう一度束ねておきたい場合は、ごくゆるく束ねておくようにします。
こうすることで苗が傷むのを防ぎ、倒れにくくすることができます。
こちらでは、5通りのタマネギの苗の保存方法をご紹介します。
束ねているテープは外します↓

結束を外したようす、必要に応じて、ゆるく束ね直します
■タマネギ 苗の保存
・水に浸ける
1.バケツに苗を立てて入れます。
2.根が浸かる程度の水を入れます。
水が蒸発して少なくなってしまった場合は、
根が浸かるくらいに足すようにします。
・新聞紙に包む
1.新聞紙を一枚用意します。
2.新聞紙に霧吹きなどで水をふきかけ、湿らせておきます。
3.苗を包み、立てておきます。
新聞紙が乾いたら、また霧吹きで湿らせておきましょう。
・ラップに包む
1.苗をラップで包みます。
2.冷蔵庫の野菜室に立てて入れます。
野菜室の温度は、メーカーや設定によって違います。
温度が低すぎると、苗が傷むことがあります。
できれば10度に設定しておくことをおすすめします。
・保冷庫に入れる
1.苗を新聞紙に包みます。
2.10度くらいに設定した保冷庫に立てて入れます。
保冷庫とは、米などを保存しておくために、
庫内の温度を一定に保つことができるものです。
・仮植えをする
1.畑に仮植えとして株間をとらず束の状態で根本を土に埋めます。
2.そのままだと倒れやすいので、紐などで軽く縛っておきましょう。
畑だけでなく、鉢、プランターや発泡スチロールなどに仮植えすることもできます。

仮植えが、いちばん安心な感じです
■注意点
◎寝かせない
苗を寝かせてしまうと、起き上がろうとして余計な体力を使ってしまいます。
余計な体力を消耗する上、曲がった苗になってしまうので、
できるだけ立てた状態で保存するようにしましす。
◎根を乾かさない
根を完全に乾かしてしまうと、植え付けても育ちにくく、
生育か鈍ることがあります。

できるだけ乾かさないように注意し、白くツヤのある状態を保ちます
■参考
・タマネギの栽培|初心者にも分かる育て方
・タマネギの追肥は?
・タマネギ 大きくならない理由は?
・タマネギ 種まき方法は?
・ホームタマネギ プランターでの育て方
・タマネギ トウ立ちを防ぐには?
・タマネギの保存
・タマネギ 苗選び
*タマネギ栽培のことなら↓
>>タマネギ栽培.com