
■小さいキャベツが枯れる場合
種からキャベツを育てていて、発芽しなかったり、
発芽したもののすぐに枯れてしまったり、
本葉が数枚の時点で枯れてしまうことがあります。
また、苗を定植後、満足に育つことなく枯れてしまう場合もあります。
それぞれ理由が違うので、よく観察して原因を突き止めましょう。
・水切れ
定植した後、何日かで枯れてしまう場合、一番多いのは水切れでしょう。
十分に水を与えていたとしても、
異常気象などで日中の温度が高すぎたりすると、まだ根を張れない小さな苗の周りはすぐに乾いてしまいます。
黒マルチを張っている場合も、
地温が高くなりすぎて土の乾燥が進んだり、
根を傷めたりすることがあります。
植え付けた後、1週間〜2週間ほどは、
水切れに注意しておきましょう。
・肥料焼け
苗を植え付けた後、水を十分に与えていても、
突然枯れてしまうことがあります。
病気などが原因の場合もありますが、露地植えをしている場合、
植え付け前の土作りで入れた堆肥や化成肥料によって、
根が傷んでしまった可能性があります。
植え付ける直前に土作りをすると、根が傷む可能性が高くなるため、
2週間前までには終えるようにしましょう。
また、堆肥や化成肥料は、塊のないように土をよく混ぜておきます。
・キャベツ苗立枯病
キャベツの立枯病には2種類の原因菌がいます。
1つはリゾクトニアという菌で、発芽前に感染すると発芽不良を起こします。
また、発芽後に感染した場合は、
茎にくびれができたり、倒れて枯れてしまいます。
もう1つがピシウムという菌です。
こちらに感染した場合は、茎や地際が腐ったように柔らかくなり、
倒れて枯れていきます。
どちらも気温が高いと感染しやすいですが、
リゾクトニアは乾燥していると感染しやすく、
ピシウムは過湿になると感染しやすくなります。
どちらが原因かは、枯れる前に乾いたようになるか、
腐ったようになるかで区別することができます。
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■キャベツの葉先が枯れる場合
キャベツの葉先が、茶色く変色し、枯れたようになることがあります。
表面の一枚か二枚だけでなく、内側の葉も変色していることもあります。
これには原因は2つあります。
1つはカルシウムが欠乏して起こる生理現象です。
この場合は、窒素やリン酸が多いと、
土中の養分のバランスが崩れて起きやすくなります。
もう1つは、乾燥です。
水切れとまではいかなくても、キャベツにとって水分が足りない場合に、
このような症状が出ることがあります。
カルシウム欠乏は、葉面に塩化カルシウムを散布することで、
予防することもできます。
水切れを起こさないよう、畝にマルチをして蒸散を抑えると効果があります。
いずれの場合も、症状が出て葉先が枯れてしまった後は、
元に戻すことはできません。
肥料過多にならないように注意し、
水分が足りなくならないように灌水することが重要です。
■参考
・キャベツの栽培|秋まきは初心者も育てやすく大収穫!
・キャベツ プランターの育て方
・キャベツ 巻かない理由は?
・キャベツ 害虫

