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室温が15〜20°あれば、開花してくれるのが嬉しいです


■ハイビスカス 室内の冬越し

・室内に入れるタイミング
最低気温が10度を下回るようになってきたら、
室内に入れてあげるようにします。

ハイビスカスは10度を下回るようになると、
だんだんと葉が萎れたようになり、黄色く変色して落葉します。

そのまま寒くなっても放置していると、
寒さに耐えられなくなって枯れてしまいます。
なので、少なくとも霜が降りる前に室内に取り込んであげましょう。

戸外から室内に入れる時、
鉢の周りに害虫がついていないかを、よく確認しておきましょう。

枝や葉の裏などにアブラムシなどがついていることがあります。
また、鉢の裏にナメクジが潜んでいることもあります。


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剪定の済んだ株


室内に入れる時、できれば剪定を済ませてからにします。
品種にもよりますが、15〜20°以上の温度を保つことができれば、
真冬でもハイビスカスは、美しい花を咲かせます。


ただし、温度管理できる温室や、24時間空調をしている場所でないと、
開花までは難しいことがほとんどです。

室内に取り込む時に蕾があると、もったいなく感じてしまいますが、
思い切って剪定をして、さっぱりさせてから取り入れた方が無難です。

どうしても蕾は切りたくないという場合は、
室内に取り込んだ後、一日中できるだけ暖かい場所に置き、
日中は太陽の光を浴びせるようにします。

ついた蕾が開花したら、剪定をして冬の管理をするようにしましょう。

剪定した状態で冬を越させるのは、無駄な力を使わせないためと、
室内に入れやすいようにサイズを落とすためです。


さらに、ハイビスカスは枝を伸ばしたところに花を咲かせるので、
一度切り戻しをしておいた方が、
次のシーズンに大きくなりすぎることがなくなるためです。

室内のスペースに余裕があるということであれば、
暖かくなってから剪定をしても構いません。


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置き場所に気遣うと、翌シーズンも元気に咲いてくれます


・置き場所
基本的には、日中は日の光がよく当たる窓辺に置いて、
夕方以降は窓から離したところ、できれば部屋の中央に置くようにします。

夕方以降に窓から離すのは、夜になると窓際が意外と冷えるためです。
また、暖房の効いた部屋に置くこと自体は構いませんが、
暖房器具の風が直接当たるような場所は避けるようにします。



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梅雨時か秋に挿し木で子孫を残しておくと安心です


・水と肥料
冬の間、ハイビスカスは休眠する場合としない場合とがあります。
葉を落とし、新芽も動かないものは休眠しています。

新しい葉を伸ばし、真冬でも蕾をつけるものは、休眠していません。
どちらも水を必要としますが、休眠しているものは動きが少ないため、
うっかり水を切らしてしまうことがあるので注意します。

休眠していない株は、土の表面が乾いたら水を与えるようにします。
過湿にすると根腐れを起こしたり、
突然枯れてしまったりすることがあるため気を付けましょう。

休眠している株は、休眠していないものに比べて、
もう少し乾かし気味に管理するようにします。

土の表面が乾いたらすぐに水を与えず、2日ほど経ってから与えます。
休眠していると水の吸い上げはほとんどありませんが、
暖房をつけている部屋に置いていると、意外と乾燥するものです。

数日に1回は土の様子を見て、乾いていれば水をあげましょう。

休眠していても、していなくても、肥料はあまり必要としません。
ただし、冬でも花を咲かせ続けている場合は、追肥をしてあげましょう。
その場合は、生育期よりも頻度を下げ、量も控えめにしておきます。

・害虫に注意
外で管理していた時のように、
アブラムシやナメクジがつくことはなくなりますが、
別の害虫がつくことがあります。

冬の室内は、暖房を使い、暖かく乾燥している場合があります。
そんな時、ハイビスカスにつきやすくなるのが、
オンシツコナジラミなどの害虫です。

落葉したものは、つくところがないため、あまり被害はありませんが、
葉がたくさん残っている株は被害が出ることがあります。
もし被害が出た場合は、オルトランなどを使い駆除するようにしましょう。


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宇治市植物公園にて


・枯れたかも?
葉のない状態だと、枯れているのかいないのか、心配になりますよね。
とりあえず春までは上記のような管理を続けて様子をみましょう。

春になって、新芽が動き出してもおかしくない時期になったのに、
まだ新しい葉も何も出てこない時は、枝を少し切ってみましょう。

枝先を切ってみて、中心まで茶色く乾いたようになっている場合は、
その部分は枯れています。

そこですぐに諦めるのではなく、
切る位置を少しずつ動かし、枝の中に生きている部分がないかを探します。

切った枝の中心が緑色をしていれば、
その部分は生きていますので、管理を続けましょう。

もし株元まで切っても枯れた状態になっていたら、
残念ですがその株は完全に枯れています。

株を掘り返してみて、根がどれくらい残っているかを確認してみましょう。
もし根張りが十分な状態で枯れてしまった場合は、
冬越しの途中で水切れを起こした可能性があります。

また、地上部よりも根が広がっていない場合は、
根腐れを起こしてしまったことが考えられます。

■参考
・ハイビスカス 咲かない理由と対策
・ハイビスカス 植え替え
・ハイビスカスの冬越し
・ハイビスカスの育て方
・ハイビスカス ベランダの冬越し
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