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ビオラは晩秋から初夏まで長く楽しめ人気があります、
2016年、寄せ植えにするポイントを画像とともにご紹介します 


[ビオラ 寄せ植えのコツ]


ビオラは品種も多く、花色や花形も豊富で、毎年新品種が出るほどです。

オーソドックスなビオラ、花がすごく小さいものや大きいもの、
フリルなどが美しく個性的な花など、ビオラの魅力は尽きることがありません。

小型でまとめやすいビオラは、2017年も寄せ植え・花壇で大人気♪

■ビオラの特性

ビオラはスミレ科の一年草です。
高さは10cm〜20cmほどとあまり高くなく、
花も葉もパンジーに比べるとコンパクトですが、

最近では品種も多様化していて、
パンジーかと見紛うほど大きな花を咲かせるものまであります。
*一般に、花の直径が5p以下のパンジーをビオラと呼びます。

冬の間も開花するので、晩秋〜春まで花を長期間楽しめます。

花色もたいへん豊富なので、初心者はもちろんのこと、
上級者の方にもおすすめです。


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秋に植える場合は、春にはボリュームが3〜5倍になるのを予測して植えます、
ビオラ2種、オリヅルラン、アリッサム、ヒメツルソバなど(2016.10.25)


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上の寄せ植えが、このようにこんもり育ちます(2016.03.30)


■ビオラの寄せ植えのポイント

ビオラは冬〜春の花苗として、多くのの品種が店頭に並びます。
冬の間は少ないながらも花を咲かせ続け、
春には溜めていた力を解き放つように一気に花数を増やします。

花壇などの庭植えにもできますし、
もちろん寄せ植えでも大活躍する花苗です。

ビオラを寄せ植えにする時に、いくつかのコツをつかんでいると、
初心者の方でも、素敵な寄せ植えを作れます。

1.主役を決める
ビオラを使った寄せ植えを作る時、ビオラ自身を主役にするのか、
それとも他の植物を主役にして、ビオラを脇役として添えるのかで、
選び方がずいぶんと変わります。

ビオラを主役にする場合、他の植物を入れて楽しむか、
それともビオラだけを複数株植えて楽しむかでも趣きが違います。

まずは主役にする植物を選ぶことは、
どのような寄せ植えを作る時でもとても大切なことです。

主役=テーマが決められず、あれもこれもと気に入った植物を選ぶと、
まとまりのない寄せ植えになるので、主役を決めることは大切です。


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色も品種も豊富! こちらで購入しました C)イングの森


2.テーマや雰囲気を決める
どのようなテーマ&雰囲気の寄せ植えを作りたいかを決めることも欠かせません。
キュート系、シック系、ビビッド系、ナチュラルなど、
1つの雰囲気に決めたら、そのイメージに沿って、
花の色や種類、鉢を選んで行きます。

途中で他の雰囲気に引きずられてしまうと、
バラついたイメージの寄せ植えになってしまいます。

寄せ植えの雰囲気を決めることで、
植物を植え付ける鉢やプランターも選びやすくなります。


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寄せ植えの鉢は、最初はシンプルなもののほうが使いやすいです
寄せ植え作りに慣れてくると、段々と合わせてみたい鉢やプランターがイメージできます


3.合わせる植物と鉢を決める
主役と雰囲気が決まったら、
実際に合わせる植物や鉢を選んでみましょう。

この時、カラーチャートを見たり頭の中に入れておくと、
植物の色を選びやすくなります。


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色相環=反対側にある色が反対色=補色で、相手を目立たせる色です、
しかし、細かく使うと相殺して濁った色になるので、
花の色はある程度固めて使った方が効果的です


色相環などのカラーチャートを参考にして、
同系色や反対色の植物を選ぶことで、
センスの輝く寄せ植えになります。

同系色を選ぶ時は、色の濃淡をつけると見栄えがしますし、
反対色を選ぶ時は、クッションの役割となる白色を入れると、
色がバラバラになってしまうのを防いでくれます。

また、色だけでなく、植物の特性も考慮してみましょう。
湿気た土が好きな植物と、乾燥を好む植物を同じ鉢に植え付けると、
どちらかが犠牲になって枯れてしまうこともあります。


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購入時、植え付け時に、配置を確認するとうまく仕上がります


4.実際に配置してみる
苗を購入する時、できれば選んだ苗を、
実際に植え付ける時の配置で置いてみましょう。

ポットのままの状態でも、実際に配置して合わせてみると、
印象が違って見えることがあります。

思っていた雰囲気と違う、もっと違う色がいいなど、
事前に修正する部分が見えてきます。

いざ苗を購入する前にいったん落ち着くことで、
勢いのまま苗を買って、実際に植え付けてみたら、
「想像していたイメージと違う」ということが減ります。


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ハンギングバスケットに植えたパンジーとビオラ、
春には盛り上がり過ぎて別のコンテナに植え替えました


さらにこの時、選んだ植物が、
数か月後の春にはどのような状態になるのかを想像します。

冬〜春を楽しめる植物は、
春になると一気に大きくなるものも少なくありません。

そんな時、組み合わせによっては、茂ったビオラに埋もれたり、
反対に大きくなりすぎた植物によって、
ビオラが日陰になってしまったりすることがあります。

春になって、花が満開になった時、
見栄えがしないと、とても残念です。

生長した後のことも考えることで、
無理に詰め込みすぎるのを防ぐことにもなります。


■ビオラと相性の良い植物

ビオラはどのような植物とでも合わせやすいですが、
寄せ植えにする時に特に相性の良い植物があります。

ビオラの花色やこんもりと茂った様子とよく合う植物を選ぶと、
さらにセンスアップできます。


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ストック


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ネメシア


・背丈の出る植物
ビオラはどれだけ花の大きな品種を選んでも、
それほど背が高くなりません。

生長した後も、どちらかというとこんもりと茂るタイプなので、
縦に伸びることはほとんどありません。

背丈の低いビオラに、背丈のあるストックやネメシアなどを、
合わせることにより、奥行やボリュームを出すことができます。

・背丈の低い植物
背丈の高い植物とは反対に、
ビオラよりも背丈の低い植物を合わせることで、
寄せ植えに厚みを出すことができます。

スイートアリッサムなどをビオラの手前や脇に植え付けると、
生長した時に鉢の縁からこぼれるような姿になるため、
見応えがあります。


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アリッサム


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チューリップ


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スイセン


・球根植物
寄せ植えを作る時、秋植え球根を忍ばせておくことで、楽しみが増えます。
特に、早春から咲きだすスイセンや、
春に花を咲かせるチューリップなどがおすすめです。

寄せ植えに、球根植物の葉や花が途中から加わることにより、
また違った顔を見せてくれます。
選ぶ時は、ビオラと背丈がダブらない品種を選ぶと効果的です。


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ハツユキカズラ


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アイビー


・動きを出すリーフ類
ビオラを主役とした寄せ植えを作った時、高低差が出にくくなり、
厚みのない薄い印象になってしまいがちです。

そんな時は、動きの出やすいリーフ類を合わせるといいでしょう。
ワイヤープランツや、アイビーなどは、
スイートアリッサムなどと同じように、
横や手前に枝垂れさせることにより動きを出します。


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オリヅルラン


葉の線が細いオリヅルラン、コクリュウやカレックスは、
繊細な葉を株と株の隙間に入れ込むことにより、
単調さを回避してくれます。

■参考
・パンジー 寄せ植えのコツ|合わせやすい植物たち
・ガーデンシクラメン 寄せ植えのコツ
・冬の花 寄せ植え
・ハボタン 寄せ植えのコツ|合わせやすい植物たち
・チューリップ 寄せ植え