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ホウレンソウ、自家製なら安心でおいしいです


■ホウレンソウ 栽培データ

英名・学名 spinach・spinacia oleracea L.
形態 一年草
原産地 中央アジア、西アジア
草丈/樹高  20cm〜40cm
栽培難易度(1〜5)  2
耐寒性 強い
耐暑性 弱い
特性・用途  耐寒性が強い、初心者向き



■ホウレンソウ プランターの育て方

・栽培環境
日当たりの良い場所で育てるのがベストですが、
少々日当たりの悪い場所でも育ちます。

種まきから収穫までの期間が、
長くても2か月ほどと短いのも魅力です。

ただ日照不足になると、徒長して間延びしたり、
生育が悪くなるので注意しましょう。

株間が比較的狭いので、風通しが悪くならないようにします。

ホウレンソウは春と秋に種をまいて育てることができますが、
それぞれに合った品種を選ぶようにしましょう。

春まきはトウ立ちしやすくなるため、
晩抽性(ばんちゅうせい)のトウ立ちしにくい品種を選ぶようにします。

秋まきは、春まきに比べると育てやすいですが、
種まきが遅くなると、本格的に寒い時期に入るため、
低温伸長性のある低温に強い品種を選ぶようにすると良いです。

・プランター
ホウレンソウは、株間も狭く、根もあまり広がらないため、
標準プランターでも育てやすいです。

2条植えが可能なので、65cmの標準プランターで、
20株〜26株ほど育てることができます。

プランターの底には、水はけがよくなるように鉢底石を敷き、
その上から野菜用の培養土を入れます。

土はプランターの縁から2cm〜3cmほど下まで入れ、
手で平らにならしておきます。

・種まき
ホウレンソウは3月〜5月の春まきと、9月〜10月の秋まきが可能です。
ただし、暑さに弱いことと、気温が上がるとトウ立ちしやすくなるため、

初心者の方は秋まきの方が育てやすいでしょう。
寒さに当たると甘みや旨みも増します。

用意したプランターに、割り箸などで深さ1cmの播き溝を作ります。
標準プランターの場合、条間を10cm〜15cmとって、
2条分の播き溝を作りましょう。

播き溝に1cm間隔で種を置きます。
種を置いた後は、土を種にかぶせます。

手の平で軽く土の表面を叩いてならしたら、
土全体が湿るまでたっぷりと水を与えておきます。


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間引きつつ苗を育てていきます


・間引き
ホウレンソウは間引きを2回行います。

・1回目の間引き
1回目は、本葉が1枚〜2枚の時に行います。
株間が2cm〜3cmくらいになるように、育ちの悪いものを間引きます。

ホウレンソウは軸が細く、間引きにくいことがあります。
もし間引きにくい場合は、無理せず地際からハサミで切り間引きます。

・2回目の間引き
2回目は、本葉が3枚〜4枚の頃に行います。
株間が3cm〜7cmくらいになるように間引きます。
間引いたものも、間引き菜としておいしく食べることができます。

・水やり
発芽するまでは、土が乾かないように様子を見てこまめに水を与えます。
発芽してからも、ホウレンソウは軸が弱いため、
強い水流で水を与えると、折れたり倒れたりすることがあります。

水を与える時は、高い位置からではなく、
株元に近い低い位置から優しく与えましょう。

株がしっかりしてきたら、土の表面が乾いたら、
プランターの底から水が出てくるまでたっぷりと水を与えます。

乾燥させすぎると、葉が硬くなったり、
水切れによって葉焼けや根傷みを起こすので、
乾燥させすぎないように注意しましょう。

・肥料
2回目の間引きから、追肥を始めます。

それまでは培養土に含まれている、
元肥が効いているので、追肥は不要です。

ホウレンソウは多肥にせず、定期的に肥料を与える方が効果的です。
液体肥料を規定通りに薄めたものを、水の代わりに与えます。

最初に追肥をした以降は、
10日〜2週間に1回のペースで与えるようにします。

葉の色が悪くなった場合、環境に特に問題がない場合は、
肥料切れのサインなので追肥をして様子を見ます。

ただし、日照不足により葉の色が薄くなることがあります。
その場合は、追肥をすると株が弱って逆効果となるため、
見誤らないように注意してください。


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草丈が20〜25cmくらいになったら、収穫です!


・収穫
種まきから収穫まで、品種にもよりますが30日〜50日ほどかかります。
草丈が20cm〜25cmくらいになったら、収穫できます。

株元を持って、根ごと引き抜くようにして収穫します。
ホウレンソウは軸が弱いので、できるだけ株元近くを持つことと、
土を押さえながら収穫するのがポイントです。

ベビーリーフとしてホウレンソウを楽しむ場合は、
草丈が10cmくらいになったら収穫できるようになります。


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自家製防虫ネットで害虫を防除
*細い支柱やクリーニングのハンガーを逆Uの字に曲げてプランターに挿し込み、
上から不織布をかけて洗濯バサミでピッタリ閉じます。



■病害虫

ホウレンソウにはアブラムシやヨトウムシなどの害虫がつきやすく、
放っておくと食べるところがなくなってしまうほどです。

害虫がついてから捕殺し、駆除する方法もありますが、
最初から害虫対策をして、虫がつかないようにしておきましょう。

種まきをした後、防虫ネットや不織布、寒冷紗など、
通気性があって水も通し、遮光しないものを、
プランターごとかぶせておくことで予防できます。

もし虫がついた場合は、粘着テープや割り箸などで捕殺するか、
専用の薬剤を使って駆除するようにしましょう。

■参考
・秋まき野菜 秋植え野菜の栽培
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