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愛らしい形で味も美味


■チンゲンサイ 栽培データ

英名・学名 qing geng cai・brassica rapa var. chinensis
形態 一年草
原産地 中国
草丈/樹高  15cm〜30cm
栽培難易度(1〜5)  2
耐寒性 やや強い
耐暑性 普通
特性・用途  初心者向き



■チンゲンサイ プランターの育て方

・栽培環境
基本的には日当たりの良い場所で育てますが、
少し日当たりが悪い場所でも十分に育ちます。

あまりにも日当たりが悪いと、日照不足で徒長し軟弱に育つので注意します。
チンゲンサイの生育温度は5度〜35度と比較的広いですが、
最もよく生育するのは15度〜25度です。

春まきと秋まきができますが、
高温時の管理の方が少し難しいので、初心者の方は秋まきがおすすめです。

・プランター
チンゲンサイは葉が広がらずコンパクトに育ち根もあまり広がらないため、
標準的なプランターで十分育ちます。

2条植えで株間を10cm〜12cmほどとるため、
長さが65cmの標準プランターであれば、10株〜12株の栽培が可能です。

種播きや苗の定植をする前に、用意したプランターに鉢底石を入れます。
鉢底石は、プランターの底が隠れる程度に入れ、平らにならしておきます。

その上から市販されている野菜用の培養土を入れます。
縁から2cm〜3cmほどウォータースペースをあけておくようにします。

培養土も平らにならしたら、種まき・定植の準備は終わりです。

・種播き
チンゲンサイは種から簡単に育てられるので、ぜひ挑戦してみてください。
春まきなら3月中旬〜5月、
秋まきなら9月〜10月が種播きの適期です。 


土の入ったプランターに、まずは種を播くための溝を作ります。
細めの支柱や割り箸などを使い、
条間を10cmとっても2条分の播き溝を作ります。

溝の深さは5mm〜1cmくらいにし、
あまり深くならないように注意しましょう。

播き溝ができたら、1cm間隔に種を置いていきます。
種を置いたら、溝の上下を指でつまむようにして、種の上に土をかぶせます。
土をかぶせたら、軽く手で土の表面を叩いておきます。

種播きが終わったら、たっぷりと水を与えておきます。
水を与える時は、勢いよく与えると、種が流れることがあるので、
優しく与えるようにします。


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間引きながら育てて行きます


・間引き
チンゲンサイが発芽したら、間引きをして株間を広くしてあげます。

1回目:種まきから1週間〜10日ほどすると、だいたいの発芽がそろいます。
双葉が完全に開いた状態〜本葉が1枚か2枚くらいまでの間に、
1回目の間引きを行います。

株間が3cm〜4cmくらいになるように、育ちの悪いものを間引きます。
芽を引き抜く時、残す芽も一緒についてきてしまうことがあります。

そんな時は、無理に抜こうとせず、間引く芽を地際で切っても構いません。
ただし、残す芽まで切らないように注意しましょう。

間引きが終わった後、残った芽の株元がぐらつくことがあるので、
軽く土寄せしておきます。

2回目:本葉の数が3枚〜4枚になったら、2回目の間引きをします。
株間が5cm〜6cmくらいになるように、育ちの悪いものを間引きます。
間引いた後は、軽く土寄せしておきましょう。

3回目:草丈が8cm〜10cmくらいになったら、3回目の間引きを行います。
株間が10cm〜12cmになるように間引きます。

この時、1列目と2列目の株が重ならないように、
間引いておくと、風通しが確保できます。

間引いたチンゲンサイも、小さなチンゲンサイの状態になっていて、
間引き菜として、サラダや汁の実に使うことができます。

・水やり
チンゲンサイは水切れを起こすと、
葉先が傷んでしまうため、水切れには注意します。

特に、春播き栽培の場合は、
気温がどんどん高くなっていくため、乾燥しやすくなります。

土の表面が乾いたら、たっぷりと水を与えるのが基本です。
土が湿っているようであれば、無理に水やりをする必要はありません。

・肥料
2回目の間引きをした時から、追肥を始めます。
追肥に使う肥料は、粒状の化成肥料か液体肥料が良いです。

液体肥料を与える場合は、
2回目の間引きの後から1週間おきに水代わりに与えるようにします。

化成肥料の場合は、2回目の間引きの後と、3回目の間引きの後に、
プランター1つに対し10gくらいをぱらぱらと与えるようにします。


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花芽も「青梗菜の菜花」としてお浸しや辛し和え、天ぷらに美味です


・収穫
種播きから40日〜50日くらいで収穫できるようになりますが、
秋が深くなって気温が低いと、もう少し日数がかかることもあります。

草丈が15cm〜20cmくらいになったら、収穫の適期です。
腰(葉の付け根あたり)が張り出しているかどうかも目安になります。

そのまま株元を引っ張って根ごと抜いても良いですし、
根がなかなか抜けない場合は、地際をハサミで切るようにします。


■病害虫

アブラナ科のため、蛾や蝶の幼虫、ナメクジなどに狙われやすく、
アブラムシもつきやすいです。

種播きの時期が、害虫が発生しやすい時期でもあるため、
発芽したところからかじられてなくなってしまうことも多いです。


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ネットでピッシリ覆うと害虫を防ぎます


できれば種播きをした直後から、プランターごと、
寒冷紗や防虫ネットをかぶせておくと予防になります。

■参考
・チンゲンサイ(青梗菜)の育て方のコツ
・秋まき野菜 秋植え野菜の栽培
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