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毎日咲いてくれるのが魅力です


オクラの花は、淡い黄色で、
野菜の中でも、たいへんに美しい花です。

早朝に開いて、午後にはしぼんでしまう花ですが、
次々と咲いてくれるのが嬉しいです。

オクラは、胃の粘膜を強くし、胃炎や胃潰瘍を予防、
強精作用もあるといわれています。

良質なたんぱく質、例えば納豆や豆腐などと、
いっしょに食べると夏バテに効果的です。
 
◎品種
オクラには、実の断面が五角形や六角形などの品種と、
角がない丸さやの品種があります。

丸オクラは沖縄でよく食べられているオクラですが、
北海道も含む日本全国で問題なく育てることができます。

丸オクラには、島オクラや、八丈オクラなどの品種があります。

スーパーなどでおなじみなのは、五角形の品種ですが、
丸オクラは身が大きくなってもかたくなりにくいため、
家庭菜園にはとくにおすすめです。


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苗は大きく生長します


■栽培管理

夏野菜であるオクラは亜熱帯原産のため寒さに弱く、
10℃以下で畑に植えると、低温障害を起こすことがあるので、
早まきは避けるようにします。

・タネまき
育苗する場合は4月中旬、直まきする場合は、
5月中旬〜6月中旬がタネまき適期です。

タネはあらかじめ1晩水に浸けてからまくのがポイントです。

ポットにもみ殻燻炭を混ぜた腐葉土を入れ、
タネを深さ1cm程度まで押し込んで、
2粒ずつまいたら、たっぷりと水やりをします。

発芽したら、生長のよい苗を選んで1本に間引きます。

・植え付け
本葉2〜4枚の頃、植え付けます。
植え付け前に、ポットごと水につけておきます。

オクラは根がまっすぐに伸びる直根のため、移植を嫌います。
ポットを外したら、土を崩さず、根を傷めないように、
注意して植え付けます。

植え付け場所は、あらかじめ1u当たり3kgの堆肥を混ぜ、
よく耕して、高さ5〜10cmの畝を立てておきます。

株間50cmで植え穴を掘り、ポットから抜いた苗を
そっと植え付け、土を軽く押さえたら、たっぷりと水やりをします。

・直まき
直まきの場合は、株間60cmで4〜5粒ずつまきます。
発芽したら、生長のよい株を残してハサミで切って間引きます。
最終的に、1ヶ所3〜4株残して育てます。


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花と実が見えますね


・プランター、鉢植え
大き目のプランターなら3箇所、
大き目の鉢なら1箇所に、タネを2、3粒ずつまきます。

10日くらいで発芽しますので、
本葉が2、3枚のころ間引いて1箇所に1本植えにします。

間引きと同時に、固形油かす4個を4隅に置き、
大粒化成を軽くひとつかみ、ばらまきます。

水やりは表土が乾いたら、たっぷり与えます。
1週間に1回液肥を与えます。

・追肥と土寄せ
植え付け後から2週間に1度のペースで追肥を施します。
ぼかし肥料か鶏ふんを一つかみずつ、株間か畝の肩にまきます。

オクラは草丈が大きくなるので、株が倒れないよう、
追肥をしたついでに土寄せをしてあげます。
クワで土を株元に寄せ、畝を高くするようにします。

台風の時期にはそれでも倒れてしまうことがあるので、
支柱を立ててあげると安心です。


■収穫

開花から約1週間後、6〜7cmくらいになったら収穫します。
角オクラはそれ以上大きくなるとかたくなってしまいますが、
丸オクラの場合は10cmくらいまでは大丈夫です。

実が生長してきたら、実のすぐ下の葉を1枚残し、
それより下の葉はすべて切って、
風通しをよく管理するのがコツです。


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害虫には注意します


■病害虫

生育初期の葉が小さくやわらかい時期が、
害虫が最も発生する時期と重なるので注意します。

特に、アブラムシとハマキムシがつきやすいです。

アブラムシは葉の裏につきやすいので、
こまめに葉の裏をチェックし、見つけ次第、
ティッシュペーパーなどで取り除きます。

ハマキムシはその名の通り葉を丸めてその中に住むので、
不自然に丸まっている葉があったら、開いてみましょう。
中にアオムシがいたら、葉ごと切り取って処分します。

◎オクラの食べ方
オクラは、炒め物、お浸し、煮物、つけ合せなどに、
切り口の五角形の星型をいかして、輪切りにして使うほか、
そのまま使ってもの形でもおしゃれで美味です。

ゆでる前に、オクラを塩ずりすると、
緑色がきれいに出て見た目も良く茹で上がります。

ひらめきグッド(上向き矢印)オクラ栽培アドバイス!
1.早まきは避け、十分に地温が上がってから植え付けます
2.2週間おきに追肥を施します
3.実より下の葉は、かき取ってしまいます

(2014.02.09改訂)
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