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■大玉トマト 栽培データ

英名・学名 tomato・solanum lycopersicum
形態 多年草(日本では一年草扱い)
原産地 南アメリカの高原地帯
草丈/樹高  50cm〜200cm
開花期 4月中旬〜7月
花色 黄色
栽培難易度(1〜5)  2
耐寒性 弱い
耐暑性 強い
特性・用途  初心者〜中級者向き


大玉トマト 地植えの育て方を、
図版を交えてわかりやすくご紹介していきます。 



■大玉トマト 地植えの育て方

・栽培環境
大玉トマトは、日照条件の良いところで栽培します。
乾燥にはやや強く、反対に湿気には弱いところがあり、
風通しが悪いと病害虫に侵される原因となるため、
常に風通しは良くします。

急激な水分吸収は実割れの原因になるので、
雨除けをしておくといいでしょう。


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トマトの手作り雨除け


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トマトの手作り雨除け、横から見た図


・畑の準備
実際に苗を植える約14日前までに、畑の準備をしておきます。
トマトは、湿気には弱い性質なので、
水はけの良い土を作るようにします。

また、最初に入れておく元肥が多すぎると、
茎や葉が茂り過ぎ、着果が悪くなる「樹ボケ」の状態になるので、
肥料(とくに窒素)の量には十分気をつけます。


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大玉トマトの畝立て


◎畑の準備手順
1.大玉トマトはよく根を張るため、
まずは25cm〜30cm以上の深さに掘って土を耕します。
2.1uあたり堆肥3kg〜4kg、苦土石灰120g〜150g、
化成肥料120g入れ、よく耕します。
3.次に畝幅100cm〜120cm、高さ20cmの畝を立てます。
4.2株以上の大玉トマトを栽培する場合は、
株間40cmをとった長さを計算して畝を作ります。
5.畝にマルチをすると、堆肥や肥料が早く土に馴染みます。


・苗の準備
暖かくなってくると、トマト苗が店に並び始めます。
健康な良い苗を選ぶことにより、元気に栽培できます。


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◎苗選びのコツ
・全体的にがっしりしていて、ぐらつきがない
・葉の色が濃く、艶があり変色していない
・ポットの底から白い根が見えている
・本葉が約7枚以上展開している
・花が咲いている、あるいは蕾がある


*種から育てる場合は、
>>トマト 種からの育て方

・植え付け
4月頃の晩霜の心配がなくなったら、苗を植え付けます。
トマトは寒さが苦手なので、
苗を植えてから寒さに当たると苗が弱ったり枯れることがあります。

十分に気温が高くなってから苗を植えるか、
寒さの心配があるうちは防寒対策をします。


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◎苗の植え付け手順
1.ポットから抜いた時、根鉢が崩れにくいように水やりしておきます。
2.どのあたりに植えるか、苗をポットのまま畝に仮置きします。
3.苗を植える場所にスコップで穴をあけます。穴は根鉢が入るほどの大きさにします。
4.スコップであけた穴にも、
水を入れておくと馴染みやすく根張りがよくなります。
5.ポットから苗を抜き、水の引いた穴に入れて土を寄せて軽く押さえます。
6.すべての苗を植え付けたら、最後にたっぷり水やりをします。

・水やり
苗を植えてから約2週間は、
まだ根付かず活着していないことが多いため、
ひどく乾燥させないようにします。

土が乾いていたら、ジョウロなどで水やりするようにしましょう。
根付いた後は、土が乾燥しない限りは、水やりの必要はありません。

土が乾燥しすぎて、葉が少ししおれたようになった場合は、水を与えます。
水を与えすぎると、土の水分量が多く根が傷むことがあります。

・肥料
最初の段の実が直径4cmくらいに肥大したら、
化成肥料を1uあたり70g〜80g与えます。
株間に肥料をぱらぱらとまき、土と軽くなじませます。

その後は、3段目、5段目の実が直径4cmくらいの大きさになったら、
同量の肥料を与えます。

肥料を与えすぎると、樹ボケするので、
必要以上には与えません。


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脇芽摘みは、晴れた日にこまめにします


・脇芽摘み・摘芯
大玉トマトの葉と茎の付け根から、
「脇芽(わきめ)」が次々と伸びます。

これを伸ばしたまま放任すると、
養分をとられて果実が大きくなれません。小さいうちに手で摘み取るようにします。

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また、支柱よりも主幹の背が高く育ったら、
それ以上伸びないように摘芯(てきしん)をします。
葉を2〜3枚残し、先端の生長点を摘みましょう。

・支柱立て
苗を植えた後、仮支柱をします。
約30cmの棒を苗に対してハスにたて、紐で八の字に結びます。
こうすることで、まだ弱い小さな苗が風で折れたり傷むのを防げます。

植え付け後2週間ほどしたら、苗が生長し根が張り土が硬くなります。
このタイミングだと、本支柱をたてやすいです。

トマトは背が高くなるので、
200cm以上、直径16〜20mmくらいの、
しっかりした支柱を用意しておきます。

苗から5cmほど離して支柱をたて、誘引しつつ紐で結びます。


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摘果をするとほかの実に栄養が行きます


・摘果
大玉トマトは、ついた実をすべて育てると、
1つ1つの実が、大きくなれず小ぶりになります。

スーパーで見かけるような立派な大玉トマトにするためには、
摘果して養分を果実に集中させるようにします。

1段目は3個、2段目以降は3個〜4個を目安に果実を残すようにします。
摘果をする時は、形の悪いものや育ちの悪いものを優先して取り除きます。


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・収穫
実の全体が赤く色づいたら、いよいよ収穫です。
ヘタから伸びている軸が曲がっている部分を反対に折って手でもぐか、
ハサミを使って切り取りましょう。


■病害虫

アブラムシやイモムシを発見したら、その場で捕殺します。
ダニ類は高温乾燥の環境を好むので、
時々葉の裏に葉水を与えると予防になります。

いずれも被害が大きすぎる場合は、
専用の薬剤によって防除することができます。

>>大玉トマト プランターの育て方
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