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完熟した赤いピーマン


ピーマン、一般的にスーパーでよく見かけるのは、
小ぶりで緑色のツヤツヤとしたものです。

実の皮は薄くて中は空洞になっていて、
味は少し苦みのある青っぽさが特徴です。

好きな人はその苦みや青っぽさが好きなものですが、
苦手な人からすれば、その苦さや青臭さが苦手なものです。

子どもの嫌いな野菜に毎年ランクインするのも、
この独特の風味があるからでしょう。


■虹色ピーマンとは?

そんなピーマンですが、流通に乗らない幻のピーマン、
「虹色ピーマン」というものがあるのをご存知でしょうか。

虹色ピーマンとは、「ちぐさ」という品種のピーマンが熟したもので、
色づき方が安定しないため、本来は規格外とされているものです。
*虹色ピーマンの画像は、こちらです。
http://www.atpress.ne.jp/news/60197


ピーマンは実が熟す前に収穫するため、
あのツヤツヤとした緑色をしているのが一般的ですが、
完熟の状態になると赤くなります。

完熟を示す赤となる前、濃い黄色やオレンジ色が混じり、
収穫のタイミングによって色の入り具合が違います。

この安定しない色具合のため規格外とされていましたが、
それぞれの色が違うために虹色と名づけられたのでしょう。

元々「ちぐさ」は他の品種のピーマンに比べて実が大きく、
肉厚で甘みが強い品種です。

他のピーマンが平均して糖度が3度程度なのに対し、
「ちぐさ」は糖度が6度程度と倍ほどの甘みを持ちます。 


完熟になるとさらに9度まで糖度が上がるので、
その甘さはフルーツトマトと同等になります。

宮崎県西都市の菅原夫妻は、
「ちぐさ」に惚れこんで栽培を続けている農家さんです。

「ちぐさ」は一般的なピーマンに比べ、実が大きくて肉厚な分、
収穫まで時間がかかり、病害虫にやや弱い性質で栽培に手間がかかります。

そんな「ちぐさ」をできる限り農薬を使わず、
安心・安全においしく食べられるようにと、
丹精込めて菅原夫妻は育てているそうです。

虹色ピーマンは熟す度合いで、その甘さや旨みが変化する野菜です。
食べる度に違う顔を見せてくれる虹色ピーマン、
一度食べてみたい野菜のひとつです。

4月16日からすでにお店での提供が始まっています。
お店では「生まるごとそのまんま」や「焼きびたし」、
などのメニューにて提供されています。
*虹色ピーマンの提供店舗一覧

私も「ちぐさ」の種や苗を探してみましたが、
ほとんど見当たらず、ようやく発見したら売り切れでした。
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