
やっぱり夏はヒマワリ、発芽してね!
■ヒマワリ 発芽しない理由は?
1. 発芽温度になっていない
ヒマワリの発芽温度は20度〜25度です。
そのため、種まきの時期が早いと、
発芽が遅れたり発芽しなかったりすることがあります。
種まきの適期は、品種によりますが4月下旬〜6月中旬です。
4月のうちは、時々寒さが戻ることがあるので、
充分に気温の上がった5月に入ってからが無難です。
早く種をまいてしまうと、土が乾かないように管理するため、
土の中で種が発芽せずに腐ってしまうこともあります。
種まきの適期は必ず守るようにしましょう。
2. 土が乾燥した
ヒマワリは種をまいてから発芽まで、少し時間がかかる植物です。
その間、できるだけ土が乾燥しないようにする必要があります。
育てる場所に直接種をまいた場合も、
ポットで育苗する場合も同じです。
特にポットで育苗する場合は、
土の量が少なく乾燥しやすいので注意しましょう。
朝に様子を見て、土の表面が乾いていたら水を与えます。
夕方にも様子を見て、その時にも土が乾いていたら、
再度水を与えるようにします。

本日5月13日発芽
3. 種が悪かった
まいた種が古いものなど、
種自体が悪くなっていた場合は、発芽しないことがあります。
購入した種の場合は、種袋に期限が記載されているので、
できる限りその期間内に種を使い切ってしまうことをおすすめします。
また、同じ種袋からまいた種の中にも、発芽しないものがあります。
市販されている種であっても、100%発芽するわけではありません。
まいた種のうち、発芽するものとしないものとがある場合、
発芽しないものは元々未熟である場合があります。
種袋には発芽率の記載がありますので、
そちらもよく確認しておきましょう。
ポットで育苗する場合は、1ポットに1粒だけ種をまいたとしても、
発芽しなければその株を植え付けないようにするだけで済みますが、
直まきする場合は注意が必要です。
直まきした時に、植え穴に1粒しか種をまかないと、
発芽しなかった場合、そこだけぽっかり隙間が空いてしまいます。
種をまく時は、一か所に2粒か3粒くらい種をまくようにしましょう。

種の尖ったほうを下に植えると、発芽がそろいやすくなります
4. 種をまいて間がない
ヒマワリの種は、種まきからだいたい1週間〜2週間で発芽します。
環境や条件によって、発芽までの日数も変わりますので、
2週間強は、発芽を待ってみましょう。
5. 虫や鳥に食べられた
ナメクジ、ダンゴムシ、鳥が、種を食べてしまう場合があります。
虫除けの薬剤をまくか、鳥害の場合は防鳥ネットで種を守りましょう。
■参考
・ヒマワリの育て方
・ミニヒマワリの育て方
・巨大ヒマワリ 栽培のコツ
・ヒマワリ プランター栽培のコツ
・ヒマワリの病気