
気に入ったローズマリーは増やしてみましょう
ローズマリーを増やす方法は、
主に、挿し木、茎伏せ、種まきの3つです。
この3つの方法で簡単に増やすことができるので、
寄せ植えやリースにするときやプレゼントにするときなど、
ローズマリーを増やしたいときは、ぜひ挑戦してみてください。
■ローズマリーの増やし方
ローズマリーを増やす方法=挿し木、茎伏せ、種まきの、
適期は4月〜6月と、9月〜10月です。
最も暑い時期と、最も寒い時期を除いて行えます。
また、それぞれの増やし方には、長所や短所があるので、
ケースに応じて、変えていくと良いです。
1.挿し木で増やすには?
挿し木は、ローズマリーの中の気に入った品種を、
大量に増やすのに向いています。
挿し穂にするのは、最も発根しやすい、
半木質化した枝を切り取って用います。

1〜2時間くらい水上げして、挿し穂を作ると発根しやすいです
挿し穂にした枝の下葉を落とし、
湿らせた用土に挿して、挿し木は完了です。
半日陰で管理し、適度に水やりを行えば、
約一ヶ月ほどで、3号鉢に移植できる程度の大きさまで生長します。
親株と同一のローズマリーを増やせます。
リース作りも楽しめます
2.茎伏せで増やすには?
茎伏せは、短期間である程度株を大きく育てることができます。
数は多くはできませんが、しっかりとした株に育てたいときに向いています。
また、茎伏せの方法は、匍匐性(ほふくせい)、
半立ち性のローズマリーに向いています。
枝の中間部分を地面に浅く埋め、動かないように留めて発根させます。
移植できるほど大きく育ったら、
親株と切り離し別のところへ移植させます。
自然に地面に茎が触れて発根する場合もあるので、
よく観察すると面白いです。
親株と同一のローズマリーを増やすことができます。

ローズマリーの種も安く販売されています
3.種まきで増やすには?
種まきは、一から育てたい方に向いています。
発芽するのに3〜4週間かかり、生長は遅いので、
挿し木、茎伏せに比べて時間も、手間もかかりますが、
育てる楽しみ、育ったローズマリーを見る楽しみが大きいです。
好みの品種の種を購入しても良いですし、
採取した種を育てても良いですが、
その場合、親株とは違う種類ができる場合もあります。
全く同じものを増やしたい場合は、挿し木、茎伏せが適しています。
種は、育苗箱にまいたり、直まきして苗を作っていきます。
■参考
・ローズマリーの育て方 詳細版
・クリスマスリース ローズマリーの作り方
・グランドカバー ハーブ 画像付き
・ローズマリー 枯れる理由は?
・ローズマリーの剪定は?
・ローズマリーのトピアリー