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伸び伸びとして美しいグラジオラス


■グラジオラス 植え時と植え付け

・植え時
グラジオラスの植え時は3月〜6月頃までです。
植え付けが可能な期間が長いので、
少しずつ時期をずらして植え付けていくことで、
開花の時期もずらすことができます。

グラジオラスは元々寒さが苦手なので、
まだ寒い日もある3月に植え付けるより、

充分に気温の上がった6月頃に植え付けた方が、
植え付けから開花までの期間が短いです。 


・植え付け
植え付ける時は、鉢なら6号サイズに3球くらいが目安になります。
地植えなら10cm〜15cmほどの間を開けるようにして植え付けます。
植え付ける深さは、10cm、球根1個分くらいの深さです。


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薄紫から濃い紫まで、色も豊富です


市販されている球根を購入した場合は、
大きな球根のみですが、前年にもグラジオラスを育てていた場合、
新しい球根の周りに木子と呼ばれる球根の子供がついています。

この木子は何年かかけて肥らせることで、
通常の球根と同じように花を咲かせるようになります。

・木子の植え付け
木子を植え付ける時も、時期は同じです。
株間は球根を植え付ける時よりも狭く、3cmほどです。
植え付ける深さも、3cm〜5cmと球根よりも浅めです。

また、球根を植え付ける時も、
ネットなどに入れて植え付けることで、
掘り上げる際に木子がばらばらになりにくくて便利です。


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地植えでは、毎年球根を掘りあげたいですね


・球根を植えたままでも良い?
球根植物の中には、耐寒性や耐暑性があり、
植えたままにしていても数年は問題ないものもあります。

ところがグラジオラスは、とても寒さに弱いため、
植えたままだと、球根が腐ったり傷むことがあります。

ですので、地植えのグラジオラスは秋になったら、
必ず掘り上げて貯蔵しておくようにします。

鉢植えにしている場合であれば、
掘り上げずに鉢ごと雨の当たらない、
暗い場所に置いておくことで冬越しさせることができます。

ただし、鉢で植えたままにしていると球根が増えて窮屈になり、
生育不良を起こしやすくなるので、
数年に1回は掘り上げて球根を整理すると良い花が見られます。

■参考
・グラジオラスの育て方
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