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山野の水苔


生の水苔があれば、
それを使って増やしながら育てることが可能です。

ところが、生の水苔は手に入りにくく、やや高価です。
通販の販売店やヤフオクで入手できます。
>>水苔販売店 紹介


すでに水苔を育てている人に分けてもらうか、
乾燥した水苔を使って育てることもできます。

乾燥の水苔には、国産のものと、
海外から輸入しているものとがあります。

海外のものは、基本的に水苔を茹でてから乾燥させているので、
これを水で戻しても育てられる確率はほぼありません。

国産の乾燥水苔であれば、茹でずに乾燥させているだけなので、
水で戻した後、生き残っていた水苔から新しい芽が伸びることもあります。


[水苔の育て方]


■育てる環境

水苔は苔の仲間です。
そのため、あまり直射日光のあたる環境は好みません。

だからといって、真っ暗な場所でも育ちません。
明るい日陰〜午前中のみ日の当たる半日陰くらいの場所が適しています。

また、寒すぎても暑すぎても生育が鈍ったり、枯れてしまったりします。
冬は室内で管理し、夏は涼しい場所で管理するようにしましょう。


■植え方

・生の水苔を使う場合
キレイな緑色をした生の水苔が手に入ったら、
さっそく植えてみましょう。

水苔を丁寧にほぐしてみると、
緑色の部分と白っぽいベージュ色の部分に分かれています。

緑色の部分をカットして植え付けることで増えていきます。

まずは水苔を植え付ける容器を準備します。
容器はどのようなものでも構いませんが、
素焼き鉢などだと乾燥しやすいため、
プラスチック製や陶器製のものがおすすめです。

容器の三分の一くらいの高さまで、
市販の乾燥水苔を水でよく戻したものを敷き詰めます。

その上に、生水苔の緑色部分を3cm〜5cmほどの長さに切って、
水で戻した乾燥水苔の上に敷き詰めていきます。

育てる容器の上三分の一くらいは、
乾燥防止のためと水苔が育つスペースとして空けておきます。


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国産水苔(ミズゴケ)10グラム入り C)園芸ネット プラス


・乾燥の水苔を使う場合
国産の乾燥水苔(上の画像のような)が手に入ったら、水でしっかりと戻します。
そのまま乾かないように管理していると、
そのうち緑色の水苔が伸びてくることがあります。

伸びてきた水苔を、生水苔を植え付ける時と同じように植え付け、
管理して育てていきます。


■水管理

水苔は湿気た環境を好みます。
本来であれば、常に水が動いている環境が望ましいのですが、
一般家庭では難しいことも多いでしょう。

できる限り含んでいる水が新鮮な状態であるように心がけ、
決して乾燥しないようにすることがポイントです。

水苔を植え付けた容器より一回り大きい穴の開いていない容器を用意し、
そこに植え付けた容器を入れます。

外側の容器に水を入れ、
植え付けている容器が3cmほど沈むようにしておきます。

外側の容器に入れた水が完全になくならないうちに、
水を足すようにし、中の水苔が乾燥しないように注意しましょう。

また、夏場など水が傷みやすくなる時期は、
外側の容器に入れる水は毎日替えるようにしましょう。

水の温度が上がると、煮えてしまって枯れることがあるので、
鉢や水には遮光して直接光が当たらないようにしておきましょう。


■肥料

特に肥料は必要ありません。
逆に無理に肥料を与えてしまうと、
肥料焼けを起こして枯れてしまいます。


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栽培し増やすこと自体楽しいです


■夏の栽培管理

水苔は、どちらかというと涼しい環境を好みます。
暑すぎる環境は、含んでいる水分の温度を上昇させ、
水苔を疲れさせてしまいます。

できるだけ風通しの良い涼しい場所に置くようにし、
午後からの直射日光が当たらない場所で育てるようにします。

育てている容器や、溜めている水に直射日光が当たらないよう、
遮光ネットを使って覆うのも手です。


■冬の過栽培管理

水が氷るほどの寒さになると、水苔にはよくありません。
暖房の効きすぎていない室内で育てるようにしましょう。

カーテン越しに日の当たるような窓辺に置きます。
窓辺は意外と冷えるため、日が暮れたら窓から離すようにしましょう。

■参考
・水苔の利用方法
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