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ミモザの花後に勢いの良い枝や懐枝も剪定し、風通しを良くし病虫害を防ぎます


ミモザ(Mimosa、ミモザアカシア、銀葉アカシア)は、
春に花を咲かせた後、新しい枝を伸ばします。

その枝の葉腋に花芽を形成し、
翌年の春にまた花を咲かせるというサイクルです。

そのため、花芽が形成された後に剪定を行ってしまうと、
花芽ごと切り落としてしまうことになり、
花が咲かなくなる原因になってしまいます。

ミモザの剪定の方法をご紹介します。 


[ミモザの剪定方法]


■剪定のタイミング

ミモザの花芽分化は6月中旬から7月中旬です。
遅くても5月までに剪定を済ませておくことで、

形成された花芽を落とすのを防ぐことができます。
 
伸びすぎている枝を切りたい場合も、
花が終わった後、新しい枝が伸びるまでの間に切ります。


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ミモザの剪定の仕方


■剪定の仕方

株がまだ若い場合、枝の伸びが速いので、
開花した枝の中で伸びすぎていると感じるものがあれば、
切り戻す間引き剪定を行いましょう。


他にも枝が混みすぎている場所があれば、
枝数を減らすために間引き剪定を行います。

間引き剪定を行うことで、
株全体の風通しがよくなり、病害虫を防ぐことができます。

また、中心まで光が入るようになるため、
生育や花付きがよくなります。

ミモザは生長が早く剪定に強い花木です。
暖かい地域では新梢が1年に70p以上も伸びるほどです。

伸びすぎている枝を剪定することで、
株の負担が減り生育スピードを調整することができます。 


生育スピードを抑えてあげることで、
寿命を長くする効果もあります。

枝の長さは、上にいくほど短く切ると、
全体的に丸く形よく自然樹形に仕立てることができます。


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ミモザは、剪定で自然樹形になる木です


◎主幹を太くしコンパクトに仕立てるには?
ミモザの苗は、購入したばかりの頃は、
主幹であってもひょろひょろと細く、頼りない印象です。

出来る限り早く主幹を太くしたい場合は、
適度な剪定を繰り返して木を高く大きく育て、
主幹を好みの高さで切ります。


けれどミモザは5メートル〜15メートルにもなる高木です。
一般家庭ではまず大きくするということが難しい場合も多いでしょう。

そんな時は、好みの高さで主幹を切り、
その後に伸びる側枝の剪定を繰り返しながら育て、
主幹が徐々に太くなるのを待つ方法があります。 


主幹を切った後、勢いよく上に伸びる側枝が出てきます。
株に負担がかかるからと、強い側枝を全て切ってしまうと、
逆に株に負担がかかり、樹勢が弱まることがあります。

伸びてきた側枝は、三分の一ほど残すようにしましょう。
主幹がしっかりするまでは、細く風で折れてしまうことも多いので、
しっかりとした支柱を立てておくと安心です。


■参考
・ミモザ 鉢植えの育て方
・ミモザ 枯れる理由は?
・ミモザ 咲かない理由は?
・ミモザ 庭植えのコツ
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