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ミモザの木 C)季節の花300


[ミモザ 庭植えのコツ]


■好む生育環境

ミモザ(Mimosa、ミモザアカシア、銀葉アカシア)は、
太陽の光が、たいへん好きです。

日当たりの悪い場所で育てると、花付きが悪くなるだけでなく、
株が徐々に衰弱して枯れてしまいます。


また、生育が早く、枝が長く伸びがちなため、
枝が混んだりして風通しが悪くなりやすいです。

枝が込みすぎている部分は、間引き剪定をしてすかすようにし、
風通しをよくして株の中心まで光が入るようにしておきます。

◎強風に弱い
枝が長く伸びるため、強風によって枝が折れてしまうことや、
台風などで強い風が吹くと、あおられて主幹から折れることがあります。

中には寒さに弱い品種もあるので、
年間を通して強い風があまり吹かない場所に植え付けるようにします。

また、品種にもよりますがミモザは、
本来、5メートル〜15メートルにもなる高木です。

◎植え付けスペースを充分に
その上枝を長く伸ばして横にも広くなるので、
広い生育スペースが必要になります。

庭植えは鉢植えと違い、環境に応じて場所を移動させることができません。
植え付ける場所は、よう吟味するようにしましょう。


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ミモザの苗木は500円くらいから販売されています C)花ひろばオンライン


■苗木の扱い方

ミモザの苗木は、主幹も枝もひょろひょろで、
見ていてとても心配になるくらいです。

見た目通り、風にあおられるだけで、
細い枝や主幹が折れてしまうことも少なくありません。

主幹が風にも耐えられるくらい太くなるまでは、
必ず支柱を立てるようにします。

また、花が咲いた後は剪定を行い、
長すぎる枝を切り戻して株全体を小さ目にすることも、
風害を防ぐことにつながります。

◎害虫被害に気をつける
また若いうちは害虫にも狙われやすいです。
特にテッポウムシなどが枝に入り込み、
食害されて枯れてしまうケースも見られるので、
注意深く観察しておくようにしましょう。

株元や枝などにおがくずのようなものを見つけたら、
その近くにテッポウムシが入り込んでいる可能性が高いです。

入り込んでいる穴をみつけたら、
針金など細いもので中をほじって駆除するようにします。


■肥料の与え方のコツ

ミモザはマメ科の花木です。
そのため、根にはマメ科特有の根粒菌というものができ、
自分で養分を供給することができます。

多肥にしてしまうと、根腐れを起こしたり、
病害虫に侵されやすくなることがあるので注意しましょう。

庭植えの場合であれば、寒肥として油粕を少量与える程度でも充分です。

植えている場所が痩せ地などで、株に元気がなかったり、
葉の色が悪いと感じたら、緩効性の肥料を少量株元に与えてみましょう。

◎肥料の配分は?
根粒菌は窒素を発生させるため、窒素分の多い肥料を与えると、
枝葉ばかりが茂ってしまう原因になります。

肥料を与える時は、窒素・リン酸・カリが同等のものか、
リン酸分が多めのものを与えるようにしましょう。


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放任しておくとどんどん大きくなります


■コンパクトに剪定する

ミモザの主な剪定は、花が終わった後〜7月までの間です。

翌年の花芽を夏に形成するので、夏以降に強い剪定を行うと、
花芽ごと切り落とすことになり、花数が極端に減ったり、
最悪の場合は花がまったく咲かないことになります。

株がまだ若く、枝数が少ないうちは、
側枝を切り戻して枝数を増やすようにします。

木が大きくなってきたら、枝が込んでいるところを間引き剪定してすかし、
風通しと光の入りをよくするようにします。

枝が込んでいる場所をそのままにしてしまうと、
その部分の風通しが悪くなり、病気にかかりやすくなったり、
害虫がついたりする原因になります。

また、株の中心の日当たりも悪くなるため、
株に元気がなくなったり花付きが悪くなったりすることがあります。

枝が込みあっている場所のほか、
伸びすぎた枝も切り戻すようにしましょう。

◎放任せずコンパクトに剪定
ミモザは元々すごく背の高くなる高木です。
生育スピードも早いため、コンパクトにすることを意識しながら、
剪定した方が扱いやすくなります。

また、生育スピードが早い分、そのまま放任して育ててしまうと、
消耗が激しくなって老朽化が進みます。

枝を剪定して数を調整することにより、
生育スピードを遅らせる意味も含まれています。

生育スピードをゆるめることができれば、
株の寿命が延び、長く楽しむことができるようになります。

■参考
・ミモザ 鉢植えの育て方
・ミモザ 枯れる理由は?
・ミモザ 咲かない理由は?
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