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フーセンカズラも涼しげでほかの植物とも合わせやすいです


グリーンカーテンは、ここ数年、エコな夏を過ごすのに人気です。

グリーンカーテンの人気に火をつけたのはゴーヤですが、
ゴーヤ以外でもグリーンカーテンを作ることができます。

グリーンカーテンはしたいけれど、ゴーヤが苦手な方や、
花を主に楽しみたい方は参考にしてみてください。


[グリーンカーテン|ゴーヤ以外で人気の植物]


■食べられるカーテン

食べられるつる性の植物と聞くと、キュウリやインゲン、
スイカなどが思い浮かぶと思います。

これらでもグリーンカーテンを作ることはできなくはありません。
けれど、キュウリやインゲンはスプリンタータイプの野菜なので、
8月に入る頃にはおもな収穫が終わってしまいます。

カーテンとして使える期間が短いため、あまりおすすめはできません。
またスイカも大きな葉をしていてカーテンによさそうですが、
栽培期間が案外短く、思うようにカーテン状になってくれないのです。

グリーンカーテンにするのであれば、つるがよく伸び、
葉の数が多く、生育期間が初夏〜秋までの植物を選ぶと良いでしょう。



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・キワーノ(horned melon) C)Ivy

ウリ科のゴーヤの仲間で、別名ツノニガウリと呼ばれています。
見た目は黄色い角のある瓜という感じで、つるに生っている状態も面白いです。

ゴーヤは野菜ですが、キワーノはどちらかというとフルーツとして扱われます。
中を割ると、ゼリー質の果肉の中にたくさんの種が入っています。

甘みは少ないですが、さっぱりとした酸味があり、
ゼリー質の果肉がつるんとしていて、のどごし抜群です。

標準地で4月下旬〜5月中旬まで植え付けが可能で、
7月〜8月が収穫期になります。

葉や茎にトゲがあるので、誘引したり摘芯したり、
手入れをする時には手袋をして行う方がいいでしょう。



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・シカクマメ(Winged bean)

あまりスーパーでは見かけない野菜ですが、
数年前から徐々に人気が高まっているマメ科の植物です。

鞘を切った断面が四角く見えることから、
シカクマメと呼ばれるようになりました。

炒め物に使ったり、天ぷらや茹でて、
和え物に使ったりすることもできます。

標準地で6月〜7月上旬まで植え付け可能で、
7月下旬〜10月中旬頃まで収穫が可能です。

鞘だけでなく、葉や花、熟した鞘、塊根も食べることができます。
一般的には長さ10cm〜15cmくらいの若い鞘を収穫して食べます。

つるや葉に隠れて鞘がついていることがあるので、
葉をかき分けて取り忘れがないように注意しましょう。



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・ヘチマ(Luffa)

本州ではあまりヘチマを食べる習慣はありませんが、
沖縄などではナーベラーと呼ばれ、野菜として扱われています。

開花してから10日ほどの若い実を収穫し、調理して食べます。
輪切りにして肉や他の野菜と一緒に、
味噌風味に炒めたナーベランブシーが一般的です。

煮浸しにしてよく冷やしたものも夏の暑い盛りでも口に入れやすく、
するっとお腹に入っていきます。

標準地で5月に植え付けをして、8月中旬〜10月中旬まで収穫が可能です。
大きく育って熟した実は、従来と同じようにたわしにして使うことができます。



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・ササゲ類(Black-eyed pea)

ササゲには様々な種類がありますが、
つるなし品種とつるあり品種があるので、
カーテンにする場合は必ずつるあり品種を選ぶようにします。

また、よくインゲンと間違われることがありますが、
ササゲとインゲンは別物なので注意しましょう。

標準地で4月下旬〜7月まで植え付けができ、7月〜10月まで収穫が可能です。
品種によって白や黄色のかわいらしい花も楽しむことができます。



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・オカワカメ(アカザカズラ、雲南百薬) C)花みどりマーケット

ツルムラサキ科の植物で、葉は少し厚みがあります。
その葉を収穫し、ゆでるとワカメのようなぬめりが出ることから、
オカワカメと呼ばれるようになった植物です。

標準的な地域であれば、4月中旬〜6月頃まで苗の植え付けができ、
6月中旬〜9月頃まで収穫が可能です。

若い葉を収穫して食べるので、葉が少なくなってしまうのではと、
心配になるかもしれませんが、オカワカメはとても生育が旺盛です。

切り戻しをするとつるの数が増えて管理が難しくなるので、
切り戻しはせずにつるの先端の方向をうまく誘引して育てます。
葉のほかに、秋にできるムカゴや株元にできる塊根も食べることができます。


■鑑賞するカーテン



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・アサガオ(Morning glory)

アサガオはヒルガオ科のつる性植物で、
古くから日本で親しまれている植物です。
小学校の頃に育てたという方も多いのではないでしょうか。

ひとくちにアサガオといっても種類は様々で、
葉の形や色、花の色や形も幅広いです。

つるの伸び方にもそれぞれに差があるので、
グリーンカーテンにするのであれば、つるが伸びる品種を選びます。

標準地であれば5月中旬〜6月中旬まで植え付けができ、
品種によりますが7月頃から花を楽しむことができます。

咲き終わった花をそのままにしていても良いですが、
美観と体力の消耗を防ぐために、花ガラを摘むことをおすすめします。



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・スズメウリ(Neoachmandra japonica) C)TOMATOTO(1371)

小さなスイカのような実をつけるウリ科の植物です。
実は食べることができませんが、
小さな実がゆらゆらと揺れている姿はとてもかわいらしいです。


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実の色が緑から赤へ


実が緑から赤く変化するオキナワスズメウリはとても人気の高い品種です。
標準地であれば6月〜7月上旬に植え付けが可能です。

生育スピードが早いので、
気温の上昇とともにつるをよく伸ばして葉が茂ります。

8月頃から実がついて鑑賞できるようになります。
つるが枯れた後も実は色をつけたまま残るので、
クリスマスのリースなどの飾りに使うこともできます。



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・トケイソウ(Passion flower)

時計のように見える面白い花を咲かせるトケイソウは、トケイソウ科の多年草です。

品種は500種以上とたくさんあり、
実を食べることのできる品種はパッションフルーツと呼ばれています。

温暖な気候を好むので、品種によっては屋外越冬が難しいものが多数あるので、
住んでいる地域や育てる環境によって品種を選ぶ必要があります。

5月上旬〜6月下旬に植え付け、6月上旬〜10月頃まで花を楽しむことができます。
小さい苗を購入した場合、一年目はあまりつるを長く伸ばさないことが多いですが、
二年目からは本領を発揮してよくつるを伸ばします。

トケイソウは一定の気温以上になると、花をつけなくなる性質がありますが、
環境が合えば真夏でも花を咲かせます。

葉に深い切れ込みが入っていて、節間が少し広めなので、
他のつる性植物と同じように誘引すると、どうしても隙間が目立ちます。

完全に葉で覆いたい場合は難しいですが、
適度に隙間をあけて明かりも確保したい場合は、トケイソウがおすすめです。



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・スネールフラワー(Vigna caracalla)

あまり耳馴れない植物ですが、マメ科のつる性植物です。
名前のスネールは、花がカタツムリに似ていることからつけられました。

薄紫の花は、よく見るとマメ科らしい花の形をしていてかわいらしいです。
生育が旺盛で、よくつるを伸ばします。

標準地であれば5月上旬〜6月下旬まで植え付けができ、
6月上旬〜10月頃まで花を楽しむことができます。
マメ科の植物なので多肥にしないように注意します。


■参考

・ゴーヤの種のとり方
・ニガウリ(ゴーヤ)が発芽しない理由と対策は?
・ゴーヤなどのネットのはずし方としまい方
・ゴーヤの雌花が咲かない結実しない原因は?写真つき
・ゴーヤ、地植えの育て方1 タネまきから追肥まで
・ゴーヤ、地植えの育て方2 摘芯から収穫まで
・ニガウリ(ゴーヤ)の剪定で収穫を増やす
・ゴーヤのプランター栽培のコツ
・夏野菜 種の加温は?
・ゴーヤ 種まきの時期と方法
・ゴーヤ グリーンカーテン 伸びない
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