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チューリップ発芽しないと心配です、その原因は?(写真は2015.03.25)


■チューリップ発芽しない

1.発芽時期になっていない
チューリップは秋に植えて春に花を咲かせる球根性の植物です。
ほとんどの場合、植え付けてすぐに芽を出しません。

地域や環境などにより、年を越してすぐに芽を出すことがありますが、
基本的には暖かくなってくる頃に芽を出します。

10月頃に球根を植え付けると、地上部は何もない状態が続きますが、
東京標準で、チューリップの発芽は、3月頃からです。


もし植え付けた品種の花期(一般に3〜5月)が過ぎても、
芽が出てこない場合は、掘り返してみましょう。

芽が出ていることがあるので、掘り返す時は乱暴にせず慎重に。
もし芽が地上に出ていないだけなら、土を戻して芽が出るのを待ちます。

中で球根が溶けたようになってしまっていたら、残念ですが芽は出ません。
掘り返して球根がどうなっているか確かめるのは、最終手段です。

むやみに掘り返してしまうと、せっかく伸びてきた芽を傷めたり、
寒さで球根や芽を傷めることにもなりかねません。
充分に時期を待った上で、慎重に掘り返します。


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発芽は、2015.03.05でした


2.過湿・乾燥で球根が傷んだ
まだ根も芽も出ていない状態で、水を頻繁に与えてしまうと、
常に土が湿気て過湿の状態になってしまいます。

湿った環境になると、球根が健康であってもカビが生えたり、
腐ったり、球根腐敗病になることがあります。

反対に、土を乾燥させすぎてしまうと、
球根も乾いてしまい、発芽できないことがあります。

一度乾いてしまった球根は、
後からたくさん水を与えても元気になりません。

植え付けてからは土の乾燥や過湿に注意しましょう。
特に気温の低い冬の間は、水の管理に注意します。

庭や花壇など、雨の当たる場所では、降雨だけでも問題ありません。
鉢やプランターでも雨が当たるなら水を無理に与える必要はありません。

土の表面が乾いてから3日〜5日経ってから、水を与えるようにしましょう。
球根と一緒にビオラやパンジーなどを寄せ植えにしておくと、
しおれるので、水やりの目安になるのでおすすめです。

3.早く植え付け過ぎた
チューリップの球根を植え付けるのは、だいたい10月〜11月頃です。
それよりも早くに植え付けてしまうと、
まだ夏の暑さが残り、土が高温になることがあります。

土が高温になって乾燥してしまうと、
植え付けた球根も乾燥してカラカラになりますし、
水分がある状態では蒸れてしまうことがあります。

球根が乾燥やカビで傷んだか、あるいは腐った可能性があります。
植え付けの適期を少し過ぎても、
中間地くらいであれば年内の植え付けでも間に合います。

できれば暑い時期は避け、涼しくなってから植え付けるようにします。


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薬剤を使いたくないので、コガネムシの幼虫には悩まされます


4.害虫や獣の害
コガネムシの幼虫がチューリップの根を食害したり、
ネズミやモグラに球根を食べられることがあります。

コガネムシはオルトランなど薬剤で、
ネズミやモグラは用土の上にネットなどを貼っておくことで防げます。

■参考
・チューリップが冬に発芽したら?
・チューリップのプランター栽培のコツ
・チューリップ球根の植え方の基本|鉢植えで元気に栽培するコツ
・チューリップの育て方と球根の保存方法
・チューリップ 花が咲かない
・チューリップ 葉が枯れる
・秋蒔き 花の種
・秋の花木
・秋植えの花と球根
・チューリップの水栽培
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